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2012.04.07
野生のオオカミ
NABU(ドイツ自然保護連盟)ホームページに、「ヴェスターヴァルトへようこそ、オオカミさん!」という記事が載っています。
ヴェスターヴァルトは、ドイツ中西部に広がる森林地帯。
ドイツの森と言うと、グリム童話の「赤ずきんちゃん」....深~い森....こわ~いオオカミ..と連想しちゃいますよね。

悪役としておなじみの動物ですけれど、現実に野生オオカミは、ドイツから姿を消して久しいのだそうです。
少しばかりネットで調べてみた所、1904年にドイツで最後の一頭といわれるオオカミが銃で撃たれて、それ以降の目撃情報はなし。(ちなみに同じ頃日本でも「ニホンオオカミ最後の一頭」が捕獲されています)。
そして100年以上たった2009年に、ポーランド国境に近いザクセン・アンハルト州で10頭ほどの群れが撮影される。東欧に生き残っていた群れが、ドイツまで行動範囲を広げているようだと歓迎されたのだそうです。
そしてついに今年2月26日、中西部のヴェスターヴァルトで1頭の走る姿が撮影されました。下の写真です。

NABUラインラント・プファルツ州代表シューフ氏のコメントを要約してみます。
「今回オオカミが撮影されたことは、たいへん喜ばしいことです。『悪いオオカミ』という言い方はメルヒェンの中のもので、そもそも彼らにとって人間は、食べるための獲物ではありません。人とオオカミが、互いを侵さず共存することは可能なのです。ここ、ラインラント・プファルツ州でそれが実現されるとよいと思います」。
さらに記事によると、このオオカミは毎日40~75㎞移動しながら、群れを作る伴侶を探している若い個体らしいとのこと。ここに住み着くのか放浪を続けるのかは不明。こんなに歓迎されていると知ったら、このオオカミさん何と言うでしょうね...
ドイツ語圏では、男の子の名前にに「ヴォルフガング」というのがありますね。Worf=狼、 Gang=歩調(英・walk)。
ほら、モーツァルトだって、Wolfgang Amadeus Mozartだ! オオカミのように精悍に...という意味があるのかな。
走るオオカミの写真を紹介しているNABUの記事(ドイツ語)は こちら
野生オオカミについては、下のサイトに詳しく記されています。ご参考まで、
こちら
ヴェスターヴァルトは、ドイツ中西部に広がる森林地帯。
ドイツの森と言うと、グリム童話の「赤ずきんちゃん」....深~い森....こわ~いオオカミ..と連想しちゃいますよね。

悪役としておなじみの動物ですけれど、現実に野生オオカミは、ドイツから姿を消して久しいのだそうです。
少しばかりネットで調べてみた所、1904年にドイツで最後の一頭といわれるオオカミが銃で撃たれて、それ以降の目撃情報はなし。(ちなみに同じ頃日本でも「ニホンオオカミ最後の一頭」が捕獲されています)。
そして100年以上たった2009年に、ポーランド国境に近いザクセン・アンハルト州で10頭ほどの群れが撮影される。東欧に生き残っていた群れが、ドイツまで行動範囲を広げているようだと歓迎されたのだそうです。
そしてついに今年2月26日、中西部のヴェスターヴァルトで1頭の走る姿が撮影されました。下の写真です。

NABUラインラント・プファルツ州代表シューフ氏のコメントを要約してみます。
「今回オオカミが撮影されたことは、たいへん喜ばしいことです。『悪いオオカミ』という言い方はメルヒェンの中のもので、そもそも彼らにとって人間は、食べるための獲物ではありません。人とオオカミが、互いを侵さず共存することは可能なのです。ここ、ラインラント・プファルツ州でそれが実現されるとよいと思います」。
さらに記事によると、このオオカミは毎日40~75㎞移動しながら、群れを作る伴侶を探している若い個体らしいとのこと。ここに住み着くのか放浪を続けるのかは不明。こんなに歓迎されていると知ったら、このオオカミさん何と言うでしょうね...
ドイツ語圏では、男の子の名前にに「ヴォルフガング」というのがありますね。Worf=狼、 Gang=歩調(英・walk)。
ほら、モーツァルトだって、Wolfgang Amadeus Mozartだ! オオカミのように精悍に...という意味があるのかな。
走るオオカミの写真を紹介しているNABUの記事(ドイツ語)は こちら
野生オオカミについては、下のサイトに詳しく記されています。ご参考まで、
こちら
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いつも紹介していただく「NABU」の記事は、広いドイツの自然の豊かさを感じます。この記事では、ザクセン・アンハルト州で10頭ものオオカミが撮影されたとのこと。写真の一頭も、カッコいい野生の姿ですね。
旭山動物園に、オオカミが 2頭いたけど、顔は、とても野性的でした。
翻訳家に聞いたのですが、「ロビンソン クルーソー」は、漂流で辿り着いた絶海の孤島から国に帰ってから、ヨーロッパじゅうを、旅するのですが、そのときピレネー山脈でオオカミの大群と遭遇して、大冒険をするそうです。子ども向けのお話には、戻ってからの物語は、翻訳されてないですけど。
旭山動物園に、オオカミが 2頭いたけど、顔は、とても野性的でした。
翻訳家に聞いたのですが、「ロビンソン クルーソー」は、漂流で辿り着いた絶海の孤島から国に帰ってから、ヨーロッパじゅうを、旅するのですが、そのときピレネー山脈でオオカミの大群と遭遇して、大冒険をするそうです。子ども向けのお話には、戻ってからの物語は、翻訳されてないですけど。
2012/04/07 Sat 06:56 URL [ Edit ]
ぴんぷす
こんばんは~!
今日も風は冷たいですね。
私ドイツのオオカミのことはこの記事を読むまでよく知らなくて、今でも森にいると思っていたんですよ。100年間もオオカミ不在だったとは驚きました。ポピュラーな動物なのにねぇ。
オオカミって肉食動物だし、顔がね、こわーいですよね。だからお話の中でいつも悪役になるんでしょうか。
ところで、赤ずきんちゃんのお話についてググってみたら、由来から解釈からゴマンとうんちくが出てきて、ビックリでした。とても私の手には負えません..(笑)
今日も風は冷たいですね。
私ドイツのオオカミのことはこの記事を読むまでよく知らなくて、今でも森にいると思っていたんですよ。100年間もオオカミ不在だったとは驚きました。ポピュラーな動物なのにねぇ。
オオカミって肉食動物だし、顔がね、こわーいですよね。だからお話の中でいつも悪役になるんでしょうか。
ところで、赤ずきんちゃんのお話についてググってみたら、由来から解釈からゴマンとうんちくが出てきて、ビックリでした。とても私の手には負えません..(笑)
2012/04/07 Sat 21:21 URL [ Edit ]
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