fc2ブログ
4月15日のブログでご紹介した「ニシコクマルガラス・ウェブカメラ日記」、その後です。
(この時のブログは こちら

ドイツ、ノイミュンスター市に設置された巣箱の中の映像が、リアルタイムで公開されています。
そして、ついにヒナが誕生! 
ねぇ、見てみてっ…と言いたい可愛さですよ~。
日記文を綴っているのは、ノイミュンスター市自然保護局の担当者、シューブリングさんです。

まずは4月18日の卵の写真から。
18april.jpg
このあと4月23日までに卵の数は4つに。

以下翻訳文
4月24日
メスは卵を温めつづけている。時々立ち上がって向きを変えたり、巣材を敷きなおしたりしている。おそらくその折に、卵を均等に温めるためにひっくり返しているのだろう。22日以降卵の様子は確認できていないが、変化はないようだ。
私は一度だけ、抱卵中のメスにオスが給餌する様子を見ることが出来た。この行動については、ほかにも二人の方が保護局ゲスト帳に書き残して下さっている。さぁ、あとは孵化を待つばかりとなった。


lesestunde klein
 4月30日
メスの抱卵は続く。しきりと羽づくろいする様子も見られる。今日はオスが大きな白い紙を運び込んできた...ということは、抱卵中も巣作りが続いているのだ。
孵化はそろそろではないか...期待が高まる。ヒナが卵の内側をコツコツ叩き始めてから孵化までは、3時間もかかる。ヒナにとっては、ハードな仕事になるだろう。


5月4日
昨日メスが巣の中で落ち着きなく動き回っていた。巣を離れた時に、4つの卵が無事であることが確認できた。オスはあいかわらず巣材を運び込んでくる。
ニシコクマルガラスのヒナは7~14グラムで、普通サイズの封書よりも軽い。丸裸ではなく、背中にブラシのような状態で、柔らかな羽毛が生えている。週末にはヒナの姿を見られるだろう。


5月7日
5月7日
早朝1羽めのヒナが誕生。ウェブカメラでその姿が確認された。親鳥がしっかりと抱いているので、ヒナの姿はほとんど見ることができない。残り3個の卵の兄弟達も、つづいて孵化してくれるとよいのだが。

以上翻訳終わり
7日の日記の最後は、ちびさんのネーミング募集の内容が書かれています(^^)
ウェブカメラ映像は こちら  …画像上のKamera2をクリックすると、ニシコクマルガラスさんちのリアル映像です。今(日本時間9日夜11時)に見てみると、ママカラスとチビが1羽見えます。

日記の原文(ドイツ語)は こちら (ドイツ自然保護協会NABUのホームページです)

5月10日追記 ヒナ誕生以来アクセスが集中しているらしく、今日はなかなか接続できません。
スポンサーサイト



Secret

TrackBackURL
→http://olive510.blog.fc2.com/tb.php/147-3a3fe934