fc2ブログ
2020.03.09 春の花
世の中は疫病蔓延でトゲトゲしていますけれど....
植物たちはそんなことお構いなし。
我が家にも シクラメンの春 がやってきました

まずはベランダの山椒の芽吹きから。
枝先の緑色は 「春だぞ~」の合図。
CIMG1598_convert_20200309225258.jpg


先週から花芽がみごとに出てきた赤いシクラメン
これは一昨年の12月に頂いた鉢です。去年はさえなかったけれど、今年はたくさん花をつけてくれました。
CIMG1593_convert_20200309225417.jpg

3日後、ますます開花。
CIMG1600_convert_20200309225930.jpg

花の数が多くてこぼれんばかりです。


そしてこちらは、もう10数年も育てている お局さま
去年の猛暑で葉っぱが溶けてなくなってしまいまして、もうダメかなと思いましたが、秋になって復活。
CIMG1601_convert_20200309230023.jpg
株本には蕾がたくさんついています。見ごろは4月上旬でしょう。


2つの鉢を並べると、お局さまの迫力がよくわかります。
CIMG1602_convert_20200309230051.jpg


葉っぱが大きいことは、市販のシクラメンではむしろマイナスポイントかも知れません。
でも長年育てていると葉っぱは少しずつ大きくなり、
ドーム状に盛り上がった葉っぱの重なりを押しのけるように、花がこぼれ咲くのがとても美しい!
冬のコートを脱ぎなさいよと、植物に言われているような気がします。
スポンサーサイト



今年の夏の猛暑はすごかったですね。
幸いなことに、我が家の近辺では大きな災害はなく、無事に過ごせるだけ有難いこと。
しかし、ひとつ残念なことが.......

それは、今度の冬で14歳になる長生きシクラメン、「お局さま」が萎れちゃった!!!。

西日の照り付けるベランダは、50度近くありそうな日々。
日陰に置いて水をやり続けましたが、ついに葉っぱがチリチリに乾いて、つるっパゲになってしまいました。
ダメだったかぁ....もうトシだったしね...

と思っていたら.......

10月に入って小っちゃい葉っぱが顔を出し、あれよあれよという間に茂り始めて、今はこんな感じに!

CIMG1506_convert_20191029215211.jpg

すごいですね、命強いというか、生命力旺盛というか。

株本はこんな感じでツボミは見えません。でも球根は生きていたんですね。
CIMG1507_convert_20191029215238.jpg

もし花をつけなかったとしても、生き延びてくれただけで喜ばしいことだと思いました
2019.10.02 胡蝶蘭
店舗に置かれた胡蝶蘭4鉢の後日談です。

花が終わった後のでっかい鉢、店の若い子たちはどうやって処分したらいいのかわからない…ということで、当然のごとく植物係の私が、鉢を自宅に持ち帰りました。よっこらしょ....

まずは腕まくりをして(^^)
支柱を引っこ抜き、何か所もテープ止めされた花茎のテープをはがして、支柱を取り除きます(支柱は廃棄)。
大量の水苔をほじくり出して、鉢と中身を分けます(水苔は廃棄)。
ランの株を取り出したら、消毒したハサミで傷んだ根っこをチョキチョキ。遠慮なく切ってしまいます。

するとこんな姿に。
CIMG1482_convert_20191002185803.jpg

CIMG1483_convert_20191002185829.jpg


胡蝶蘭というのは、タイヘンな時間をかけて育てられた植物です。しかも強い!
花が終わったからと言って、そのままゴミ箱に放り込みたくはない。ちょっと可哀そうだしね。
ほんとにダメなのだけ処分して、残りはうちに置いてみることにしました。

植え込み材には「熟成バーク「」がいいらしいと知り、ネットで購入。
1kg 500円ほどで、上質のバークが手に入ります。水はけ抜群、しかも腐りにくい! 
CIMG1485_convert_20191002185920.jpg

どっちみち室内に置くので、ミズゴケではカビてしまうのです。経験済み。

鉢は中の湿り具合が確認できるように、透明のプラ鉢を調達(10個で1000円)
CIMG1484_convert_20191002190016.jpg

くさった根っこを取り除いた株を、きちんと鉢におさめました。
CIMG1486_convert_20191002190140.jpg

ちょっと場所とるなぁ..... どれも大きくて葉わたり50センチくらいあります。
CIMG1489_convert_20191002191341.jpg

これも何かのご縁だと思うことにしよか



2019.10.01 長持ち胡蝶蘭
6月下旬、パート仕事に出ている店舗で祝い事があって、胡蝶蘭の鉢が届けられました。
大輪の3本立て、2本立ての鉢が4つ
店舗の中は豪華絢爛(^^) 写真を撮っておけばよかった

この私が鉢の管理をすることになり、根腐れが起きないように注意しつつ、日々面倒をみていました。

さすが胡蝶蘭、酷暑にめげず咲き続けてくれましたが、2か月ほどたつと当然のように3つの鉢が萎れてリタイア。

ところが、ひと鉢だけ頑張り続けてるのがいます!!
見事な大輪の白い胡蝶蘭で、なんと3か月以上咲き続けました。
このウルトラ長寿の鉢の生産者は キヌナーセリー
宇都宮のラン園です。
CIMG1488_convert_20191001230245.jpg
  (「すらり」というのは品種の名です)

調べてみたらナットク! このキヌナーセリーさんは珍しいことに、発芽から開花まですべて国内生産している老舗のラン園だったのです。
胡蝶蘭は、タネを蒔いて発芽させることが出来ない植物です。詳しいことはわからないんですが、フラスコの中で培養し、ふつうは数年間台湾の生産者に委託して育ててもらい、それをまた輸入し....という連携プレーで開花鉢までこぎつけるそうな。
えらいタイヘンな手間ひまかかる植物なんですね。高いわけだ。

キヌナーセリーさんは、それを全部国内生産でやっているとのこと。
ホームページには 「良質の蘭を良心的な価格で」「当店の蘭は長持ちします」とあって、ほんとうに納得しました。

で、4つの鉢の胡蝶蘭、後日談は明日につづきます!
ちなみに、キヌナーセリーさんのホームページは こちら
CIMG1181_convert_20190407000646.jpg


昨年12月のこと、
パート勤め先のお店に、で~っかい胡蝶蘭の鉢が飾られていました。
3本立ての鉢が2つ.......ということは、胡蝶蘭の株が全部で6つあるということです。

厳寒の時期、戸外の店先に置かれているので、蘭には相当厳しい環境。
葉っぱが寒さで白く傷んできました。

しかも、水をたっぷりやって、ラッピングされた鉢の中はじゃぶじゃぶ
(本当はラッピングは外した方がいいんですよね)
胡蝶蘭というのは、ごくたま~に水をやる程度でよい植物。根腐れしちゃいますよね。

店先を管理する若い子に 「水かけちゃダメよ」と言いましたが、
すでに株は根腐れが進んでいる気配。だいたい屋外は寒すぎるってば。

そして大晦日。
枯れた鉢をどう処分すればよいかと相談されたので、うちでやってあげるよと、もらって帰宅しました。

年越しそばもそこそこに、鉢解体の大作業💦
いや~、蘭の鉢というのは後がタイヘンですね。水苔をすべて取り除き、枯れた根っこや葉っぱを切り取るのに2時間はかかったかな。
写真を撮っておけばよかったけれど、とにかく奮闘のあげく、6個の株を取り出しました。

奇跡的に1株だけ無事だったので、その後、園芸店でコルクを買ってきて、コルク付けに仕立ててみました。
現在の姿   ね、素敵でしょ? 

CIMG1167_convert_20190405215328.jpg

コルクに薄く水苔を敷き、その上に蘭を乗せて、ワイヤーでとめています。
CIMG1168_convert_20190405215352.jpg

上側にくっつけた小さいやつは、後から買い足した「ミニ胡蝶蘭」で、花がすべて終わって園芸店の処分棚にあったもの。300円で入手。
こうしてコルクに2つの蘭がついていると、ちょっと迫力を感じます。

もうひとつ、葉っぱが一枚だけ残った瀕死の株も、コルク付けしてみました。
CIMG1177_convert_20190407001226.jpg

あれから3か月。これからどうなっていくか楽しみです。

4月5日、越冬蛹を冷蔵庫から出しました。春始動!