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久しぶりに、簡単なボードゲームをひとつご紹介しますね。
2~5人、6歳以上で遊べるゲームです。
ドメモ

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箱を開けると数字ピースが入っています。全部並べると、

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数字ごとに数が決まっているので分かりやすいですね。
セッティングは3人で遊ぶ場合を例にとると、こんな感じ。

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各自7枚ずつのピースを、対戦相手の方に向けて並べます。
中央の伏せピース7枚は最後まで見ることができないので、これがゲームの面白い所になるかと思います。
各自、自分の数字は見ることができません。

ひとりずつ順番に、自分の数字を推理しながら当ててゆくゲームです。
もしこの写真の場合で私の手番だったらどう考えるかというと…

1と2は対戦相手の所にすでにありますね。
3と4も微妙。
5は1枚しか出ていないので、私の所にありそうです。6もあるかな。

自分の数字を言い当てたら、そのピースを上に向けて倒します。(または場の中央に並べてもよい)
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対戦相手が言う数字も重要なヒントになります。推理ゲームですね。
一番早く全部、自分の数字を言い当てた人の勝ち。


このゲームは1975年にドイツで発売されたのだそうです。
1回のゲーム時間はせいぜい10分程ですから、気軽にできるゲームの筆頭だと思います(^-^)/
すごろくやさんのサイトに詳しい紹介がのっています。 
ご興味のある方は、こちら

(ピースの裏の白い丸は、上下がわかるように私がマーカーでつけたものです)



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アナログなボードゲームが盛んなドイツで、今年もあの大賞が発表されました。

ドイツ年間ゲーム大賞2019

大賞に選ばれたのは Just One という協力型パーティーゲームだそうです。

そしてそして、エキスパート大賞というのを受賞したのが Wingspan
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なんと鳥がテーマになっているゲームです。

170種類もの鳥のカードがあって、「鳥の配置」「餌の獲得」「卵の獲得」などを競うもので、鳥好きには堪らない、鳥感満載な(?)ゲームらしい。
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現在、日本語版作成中で発売はアークライトとのこと。
発売が決まったら注文するぞ~!!!

こちら のサイトに詳しい紹介が載っています。ボードゲームに興味のある方はどうぞ。

2018.11.16 コリドール
さて、前回のボードゲームはお子様向けのものだったので、今日は大人も子供もOKというやつをご紹介します。

コリドール  (1997年にフランスで発売)

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これはなかなか面白いゲームです。
箱を開けると、盤・駒4つ・仕切りプレート20枚が入っています。(2人~4人プレー用)
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ここでは2人対戦の写真で説明しますね。

スタートは各自、自分の駒1個を手前列中央に置きます。
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じゃんけんで先攻後攻を決め、順番にひとマスずつ駒を進めて、一番奥のラインに先に到達したほうが勝ち。

これだけなら8手目くらいで終わってしまいますね。しかし、そうは問屋が.....
各プレーヤーは自分の番で、駒をひとマス動かすか、相手の駒の前にプレート(壁)を置いて邪魔するか、どちらかを選びます。
壁が置かれたら、それを迂回しなくてはなりません。

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お互いに相手の進路を妨害するように(笑)壁を置き、そのすきまをかいくぐって、自分の駒を進めていきます。
壁は各自10枚ずつしかないので、気前よく壁を置いていい気になっていると、あとで「しまった!」という事態が起こりますね。


今自分が一歩進むのか、相手の駒の動きを壁で変えるのか、壁をどこに置くのか、考えながらゲームが進んでゆくわけです。
wikiによると、これは「抽象戦略ゲーム」というカテゴリーにはいるらしい。ほんとうにルールは単純ですから、小学校なら十分おとなと対戦できるでしょう。

これを買ったのは2年前。家族にプレゼントしたいと思ったけれど、当時日本では品切れだったので、ミュンヘンに旅行に行った折りに入手した思い出の品です。今は日本で購入可能。
なお、写真は小さいサイズの「コリドールミニ」です。


「すごろくや」のHPにも紹介されています    すごろくや

今日は 子供向けボードゲームをひとつご紹介しますね。
2002年にドイツで発売されたゲームです。

2003年ドイツ・キッズゲーム大賞受賞
ねことねずみの大レース Viva Topo


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(写真が暗くてすみません)

2人から4人で遊べます。対象年齢4歳~

盤はこんなかんじ
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ねずみの駒そのものがコロンとした木製で可愛いんです! いかにもドイツ

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初期の製品は、ねずみの耳が布製でした。その後販売元が変わったため、耳がプラスチック製になりました。

こちらは、ねずみさんたちが目指すチーズ。大きさがいろいろです。
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スタートラインにねずみ全員が並んだところは、ちょっと壮観
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各自サイコロの目数だけを進ませて、ゴールの「チーズの楽園」を目指します。
ゴールには大きなチーズが用意されています。たくさんチーズを獲得した人が勝ち。

しかし後ろから猫の駒が追いかけてきます。猫に追いつかれたら、そのねずみは退場しなければなりません。
盤の四隅に「逃げ家&小チーズ「」が用意されていますが、いったん隠れ家に逃げ込んだねずみはレースに戻れません。
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サイコロ次第で運が分かれる面はありますが、持ち駒のどれを動かすか.....安全策で隠れ家に入れるか、先へ進ませるか……
欲をかいて判断を間違えると全滅します(^^)

このゲームを買ったのは3年前。その時日本では品切れ中だったので、ウィーンへ旅行した際に 現地のホビーショップに足を運んで求めたもの。私にとっては思い出の品です。今は日本でも購入可能。
(現在は箱の装幀が変わりましたが、中身はほぼ同じです)
小さいお子さんとご家族で遊ぶゲームをお探しの方は、参考にして下さい。

なお、このゲームに関する情報は すごろくや のサイトでも読むことができますよ。
2018.09.30 ドブル
ドブル というカードゲームをご存知ですか?

短い時間で2~8人で遊べる人気ゲームです。

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カードにいろいろなモチーフが描かれていますね。
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モチーフの数は50以上あって、てんでんばらばら。

でも、2枚ずつ見比べると、8個のモチーフのうち一つは必ず同じものになっているんです。ちょっと不思議。これは数学の理論でできたゲームなのだそうですよ。

ほら、下の2枚はしずくの模様が一緒でしょ?
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2枚のカードから同じモチーフを早く見つけるゲームと思って下さい。
遊び方は何種類もあります。 
たとえば下のように、プレーヤー(ここでは3人)の前に一枚ずつカードを裏向きに配る。
山札を中央に、表向きに置く。

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「いっせぇ~の~せ」 全員が自分の前のカードを表向きにします。
自分のカードと山札のカードの間で共通するモチーフをさがし、宣言する。早いもん勝ち。

宣言した人が山札の一番上のカードを獲得し、自分の前のカードに重ねます。
あとはスピード勝負。山札の新しいカードで同じことを繰り返し、最後にたくさん獲得した人が勝ち。

(山札から取っていくのと逆に、カードをプレーヤーにたくさん配っておいて、宣言した人が真ん中に捨てていくやり方もありですね)

目の錯覚というか、なかなか同じモチーフが見つからなかったりします。
単純ですが楽しいゲームですよ。小学生でも大丈夫だと思います。

子供用バージョンとして「ドブルキッズ」というのもありますよ。絵柄が動物になっていて、これも楽しそうです。
9/30 追記