朝晩冷えますね~!
甲州街道のけやきの葉が、ベランダに積もる季節になりました。
久し振りに美味しい話題を....(お近くでない方スミマセン!)

トシ・ヨロイヅカ、秋のケーキ『ユングフラウ』
ユングフラウ
これは和栗のモンブランです。土台はシナモン風味のメレンゲをチョコでコーティングしたもの。内側は生クリームと栗、上にマロンクリームがたっぷり絞ってあって、飾りも栗。

もひとつ、私の大好きな『タルトタタン』
タルトタタン
カスタードクリームと紅玉りんごのケーキ。上半分ふたのように見えるのは、実はりんご丸々1個! じっくり焼いたものがポンと乗っています。 ちょっと甘酸っぱくて、美味しい焼き菓子でした ^^

パティシエの鎧塚さんは、11月5日に新しいお店を出すそうですよ。場所は小田原の一夜城公園。広い敷地に畑や果樹園やレストランがあって、とれたての食材でお菓子や料理を作って出す…という、「夢を追い求めて~、ついに実現しましたっ!」型のレストランだそうです。つまり、第一次産業とのコラボレーション。(八幡山の工房の職人さんたちも準備に参加するので、一週間も八幡山店を閉めちゃうらしいです。) 詳しくは こちら
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26日の翻訳文続き。
ドイツで、ニシコクマルガラス保護の取り組みについての文です。
(下の写真、かわい~!)
子dohle

ニシコクマルガラスの数が減っている原因は、建物の改築である。エネルギーの無駄をなくそうという目的で、壁の穴や隙間、骨組み構造の屋根など、これまで鳥が好んで巣をかけていた場所は消えてしまった。教会の塔に巣を作ることが多く、以前は<牧師さまの黒いハト des pastors schwarze Taube>と呼ばれていたが、今その塔にはハト除けの鉄線が張られている。NABU(ドイツ自然保護連盟)とLBV(野鳥保護団体)は、「教会の塔プロジェクト」と銘打った保護活動を行っている。チョウゲンボウがバード・オブ・ザ・イヤーだった2007年度以来、500の教区を表彰して、鳥類保護への気配りを讃えてきた。来年ニシコクマルガラスの年には、この活動をさらに拡げてゆきたい。

ブルーグレーの目と、黒い羽を持つニシコクマルガラスの住宅難は深刻である。「古木にはクマゲラの穴が開いていることも多く、コロニーを作るには最適な場所ですが、そのような樹木は減っています。うろのある木や古木を保護するだけでなく、巣になる場所を新たに確保する必要があります。都市公園の樹木にも巣をかけることがありますから、交通の障害になるとか区画整理などで、簡単に切り倒してはなりません。また岩場で抱卵中の鳥にロッククライマーが近づかないよう、繁殖期に規制をかけたり、使用中の煙突に防護格子をつけて、鳥がほかの場所を選べるようにしないといけません。私たちNABUとLBVは、煙突のかわりになる『ニシコクマルガラス用特製巣箱』を提供できます」と、LBV副代表ゾートマン氏は語る。

カラスの中で一番小型であるこの鳥は、「不吉の使者」「不幸を呼ぶ鳥」などと呼ばれて嫌われる事もあったが、そのイメージ回復も、NABUとLBVの望むところである。ニシコクマルガラスの特徴は、コンラート・ローレンツをも魅了した高い知能と学習能力、高度の社会性と、つがいの結びつきの強いことである。群れの中では上下の階層も存在する。一度つがいになると一生連れ添い、子育てにおいては模範的な愛情深さで、カラスとは思えないほどである。「2012年バード・オブ・ザ・イヤーに指定されたことが多方面で話題に上り、この鳥に興味を持ってくれる人が増えれば、保護につながってゆくと期待しています」と、鳥類保護エキスパートは語っている。

翻訳おわり。長文になってしまいました(汗..)
これはNABUホームページの記事なので、身を乗り出している感じの文章ですね。
ニシコクマルガラスは、ドイツ語ではDohle。
ちなみに、小説家フランツ・カフカの「カフカ」は、チェコ語でニシコクマルガラスを意味しているそうですよ。

gin ruenken
「と~っても賢い鳥さんの話なのよ、ぎんちゃん」
「ふん」
鳥好きのみなさ~ん、「2012年の鳥」が発表されましたよ~!....と言っても日本の話じゃないし、日本には、いない鳥....orz
ドイツで毎秋発表される「来年の鳥」、2012年は、ニシコクマルガラスに決まったんだそうです。
発信源の動物保護団体NABUのニュースです。

『2012年バード・オブ・ザ・イヤーは、ニシコクマルガラス』
nisikokumarugarasu.jpg

ドイツ自然保護連盟NABUと野鳥保護団体LBVは、ニシコクマルガラス(学名Coloeus monedula)を「2012年を代表する野鳥」に選んだ。NABU副代表ヘルムート・オピッツ氏によれば、ニシコクマルガラスはドイツの風土になじんだ鳥で、たいへん賢く、環境順応力にも優れているが、年々巣作りの場所を失っていることに警鐘を鳴らしたいとのこと。またLBV代表ルートヴィヒ・ゾートマン氏は言う。「社会性を持つ鳥、ニシコクマルガラスの生存空間は、どんどん狭まっており、ドイツ国内の多くの州ですでに、絶滅危惧種のレッドリスト、または警告リストに載っている現状です。知的能力あふれるこの鳥の保護は、緊急課題です。バード・オブ・ザ・イヤーに選ぶことで、保護活動がより活発になるよう願っています」。

ニシコクマルガラスは元来、広い草原に生きる鳥であるが、人間の住環境になじんで繁殖してきた。高い建物は隠れ家になり、牧草地や畑は甲虫・バッタ・ミミズ・カタツムリなどの餌の宝庫である。農薬を使わなくても、彼らは畑の害虫駆除をしてくれる頼もしい助っ人であり、何百年にも渡って人間と共存してきたのだ。NABUのオピッツ氏は語る。「畑や草地は今、バイオ燃料のためのトウモロコシや菜種の大規模栽培に替わって、広範囲に殺虫剤が撒かれるようになりました。ニシコクマルガラスが虫を取っていた草地は消えてゆきます。それに加えて町の中で巣を作る場所も、だんだんなくなっています」。ニーダーライン地方に比較的大きな集団で生存しているものの、ドイツ全土では約10万つがいまで減っている。


…記事はもう少し続いていますが、長くなったので残りは次の日記に。
原文(ドイツ語)は こちら
これは、我が家で大活躍のポーランド陶器。(ボレスラヴィエツ陶器、またはブンツラウアー陶器)
ジャグklein

本来は水差しなのでしょうが、うちでは麦茶、番茶、紅茶、ときにはコーヒーまでこれに入れて、毎日食卓で重宝しています。中が洗いやすいし、蓋がないので注ぎやすい。しっかりした作りで食洗機もレンジもオーブンもOK。 そして柄が可愛い! 素朴で不思議な温かさを持っていて、大好きな食器です。
この陶器が作られているのはポーランド南西部のボレスワヴィエツという町。陶器の歴史は350年も前からだそうです。
ボレスラヴィエツ
800度で素焼きした後、絵付け作業開始....
孔雀の羽の模様に似た丸いモチーフ(目玉模様)などは、手作業でスタンプのようにひとつひとつ模様付けされているそうです。

Mittels Schwämmchentechnik stempeln fleißige Frauenhände sorgfältig und konzentriert kleine Pfauenaugen, Sterne, Blümchen und Tupfen auf die trockenen Tonpötte auf. Zum Bemalen einer Tasse benötigt eine erfahrene Malerin ca.20 bis 30 Minuten!
(おもにスポンジを使うスタンプの手法で、女性たちは注意深く慎重に絵付けを行う…孔雀の目、星、小花、水玉模様などが乾いた素焼き面に描かれてゆく。ティーカップひとつ描くのに、熟練した職人の手で20~30分かかる!)


Nach dem Brennen der Boleslawiec Keramik kommen die dekorativen Motive wieder zum Vorschein und erstrahlen in ihrem vollen Glanz. Nebenbei erfahren wir, dass aus dem blassen Lila im Brennofen ein sattes Dunkelblau wird - die traditionelle Farbe der Boleslawiec Keramik.
(焼き上がると、陶器の美しい模様がくっきりと現れ、輝きを放つ。あの淡紫色の柄が、釜の中でみずみずしい濃紺に変化したのだ。この濃紺こそが、ボレスラヴィエツ陶器伝統の色彩である)
2011.10.21 くちばし
今日はサイエンスティッカーの記事から、鳥さんの話を訳してみました。

題は、『寒冷な気候と短いくちばし』
オオハシ klein

ある鳥のクチバシがどんな形になるか、進化の要因は、何を好んで食べるかだけに限られない。カナダとオーストラリアの動物学者たちは、さまざまな鳥類でクチバシの大きさを分析し、興味深い結論に達した。それによると寒冷な地域の鳥は、傾向として小さめのクチバシを持つ。これは体温を無駄に失わないためと推測される。

ブロック大学(カナダ)のグレン・テターサル教授は語る。「この新説を裏付けるのは、鳥のクチバシが体温調節の役目をしているという点です。人間と違って鳥は汗をかきませんから、体温が上がり過ぎるのを防ぐのに、クチバシを放熱器として使うと考えられます。哺乳類が高緯度では、より集約された形(*1)になるのと対になる現象です」

(*1)アレンの法則…恒温動物において、同じ種の個体では寒冷な地域に生息するものほど、耳、吻、足、尾などの突出部が少なくなる。(訳者注)

テターセル教授とその仲間達によってごく最近証明されたのは、熱帯の鳥オオハシが、血の通った巨大なクチバシで、過剰な熱を逃がしていることだった。テターセル氏はさらに、メルボルン大学のマチュー・シモンズ教授と共同で、クチバシの進化に気候が関係するかどうか、それがどの程度のものかを調査した。

二人はオオハシだけでなく、オウム、ペンギン、カエデチョウ科の鳥たちやカモメなど、さまざまな科の鳥214種を調べ上げ、クチバシと気候条件の明らかな関係性を証明出来たとして、専門誌「アメリカン・ナチュラリスト」に発表した。『地理的に緯度が高くなるほど、また海抜が高くなって気温が低くなるほど、すべてのグループでクチバシは短くなる傾向がある』

「暑い気候においては、体温を逃がしたり過熱を避けるために、クチバシがより大きなものへと進化したと考えられます」と、テターセル氏は続ける。低い気温では必然的に、クチバシの大きさに上限が設定される。「寒冷な地域に住む鳥が大きな放熱器を持つのは、全く無駄なことでしょう」

翻訳おわり。もと記事(ドイツ語)は こちら

…ふーん、そういえば鳥のクチバシって温かいですよね。
それにしてもオオハシ君は口がでかい!
うちの文鳥ぎんちゃんも、時々口を開けています。あれは放熱だったんだな。
gin klein3
「なんか用?」...「いえ」


南ドイツの地方新聞(バーディッシェ新聞)を覘いていたら、鮮やかなスギナの写真が目に飛び込んできました。
題は 『古代からの薬草 スギナ』
スギナ klein
スギナは日本にもあるし、そういえばスギナ茶ってありますね。ドイツではどんな風に使われているのかしら...

もと記事(ドイツ語)はこちら
以下 翻訳文。少しはしょってあります。

スギナは古代から、メディカルハーブとして重宝されてきた。さらに植物保護剤、つまり農薬としても使うことができる。バーディッシェ新聞の植物顧問フランク・ヒーペ氏に解説をお願いする。

★スギナ … トクサ科の多年草で、北半球に分布している。胞子が飛ぶのは   3月~4月。
★ドイツでの呼び名は、猫のしっぽ、馬のしっぽ、錫の草(昔、錫器をみがくの  に使ったため)など、色々ある。
★スギナは原始植物である。トクサ属は約4億年前、高さ30m近くまで成長し  て森を作り、それがやがて地中の石炭層となった。
★スギナには珪酸が含まれており、古代から止血や傷の治療に使われてき  た。
 内服薬としては、リューマチや通風の治療、肺結核患者には肺組織強化や、免疫力を高める目的で使われる。これらは、水溶性珪酸の働きによるものである。
スギナ茶としての利用  小さじ2杯のスギナに熱湯150ccを注ぎ、15分  蒸らしてから濾す。
 ヒーペ氏のオススメは、スギナ、白樺の葉、アキノキリンソウ各20gと、イラク  サの葉30gを混ぜて作るお茶。
外用薬としての利用  腎臓・膀胱疾患の坐浴剤として、また足の異常発  汗に足湯として。
★スギナから抽出した液肥は、植物活力剤として使用される。またアブラムシ などの害虫を予防する効果がある。
採取する時の注意点  胞子をつけた茶色の土筆ではなく、緑色の新芽だ けを摘むこと。



…古代から生き残った植物とは知らなかったなぁ.. えらい!
お茶の利用のところで、白樺の葉(Birkenblätter)が出てきたので検索してみたら、薬用に使う記述がごっそり出てきたのには驚きました。
むか~し実家に白樺の木がありましたけれど、お茶にするなんて考えたこともなかったですね。
ドイツではスギナをハーブと考えて、色々な形で売られているようです。スギナ・イラクサ・シラカバ・アキノキリンソウのミックス茶って、どんな味がするのかしら....

apropos...昨日の朝、ベランダのアゲハが羽化。季節はずれの暖かな陽射しの中を、無事に飛んでいきました。
越冬サナギだろうと思っていたグレー色ので、「あんた越冬するんだねぇ」なんて話しかけていたヤツ。
1016アゲハklein
越冬か越冬でないかは、サナギの色で分かれているのではないらしい。その辺はよくわかりません。
なにはともあれ良かった。tschüs!!
今日はいつもお世話になっているぱぜすこでランチ!
八幡山の、すぱげってぃとワインのお店です。

平日なので、まずコンソメスープとサラダが出てきます。
ランチ
とろっとしたオリジナルドレッシングが美味しい!
サラダを食べながら、麺が茹で上がるのを待って...

今日の注文は、ナポリタン。
ナポリタン
麺はもちろんアルデンテ!
このお店で使っているのは、イタリアBarilla社のセレシオーネ オロシェフという、最高級グレードのパスタで、コシのあるしっかりした食感です。カレー風味のナポリタンも好きなんですが、今日はシンプルな方にしました。
ナポリタン大好き。ごちそうさま!

さて、コーヒーを飲みたい所ですが、今日は時間がなくて残念。
ぱぜすこのコーヒーは、有機栽培・無農薬で、フェアトレードを通して輸入されたものなんです。
ワインも色々あるので、また夜食べに来てアップしましょう。

2011.10.13 膨張宇宙!
ジャ~ン!
図書館から借りてきた本 「膨張宇宙の発見」 …題名を見ただけで、アッ、ちょっとめまいが..(笑)

膨張宇宙klein
 著者はマーシャ・バトゥーシャク。1982年にアメリカ物理学協会のサイエンス・ライティング賞を女性で初めて受賞。ジャーナリスト、サイエンス・ライターとして活躍する一方、マサチューセッツ工科大学客員教授として大学院生の指導にも当たっている人。 出版は地人書館。
友人がこの本の翻訳にたずさわって、「天文にほんのちょっとでも興味のある方なら、けっこう面白く読める内容です。学術書じゃありません!」と言うので、ならばすこ~し匂いだけでも....。

なにしろワタクシ、自慢じゃないが「銀河系のほかにも、星っていっぱいあるよね~!」程度の知識しかない。数式が載ってるページはすっ飛ばす心積もりで(Nさん、ごめんなさい)...おそるおそる本を開いてみると …
… あらっ、数式はない! 文章は普通のドキュメンタリーです。 これなら読めるかも..という気がしてきました。
中はこんな感じ。
ページklein

訳者あとがきをチラッと見ると、「歴史に名を残す偉大な科学者とて一人でその仕事をなしとげるわけではない。それぞれの人間は、自身の性格、さまざまな出会い、社会情勢に翻弄されながら結果的にその分野に足跡を残していくわけで、本書を通じてその姿を読みとっていただければと願う....」とあります。
宇宙という分野で、人生をかけて研究した人々の軌跡を描いた、開拓者物語と思って読んでもよさそうです。

以前の日記にも書いたように、ちょうど今ケールマンの「世界の測量 ~ガウスとフンボルトの物語~」を読んでいて、こちらは小説のスタイルではあるけれど、地球上の測量と惑星の軌道観測。 「膨張宇宙の発見」のほうは、それに続く時代の天文観測の話。
どちらも『測量 die Vermessung』というテーマで書かれた本。
な~んて不思議なご縁なんでしょう!

ぎんちゃん、どう?
「開いた口がふさがらないよう...」
gin.jpg

うちのベランダに、アゲハ蝶のサナギがいます。朝晩冷えるこの時期は、そのまま羽化するのもいるし、日照時間によっては越冬サナギになるのもいる。
これは越冬さなぎ。木の枝と同じ色に変身!
越冬さなぎ klein

同じアゲハ蝶で、こっちは越冬しない組。
緑 klein


羽化前日には、羽の黒い模様が透けて見えるようになって...(スポンジを置いてるのは、羽化した時よじ登ってつかまる場所を作ってあげるため)
羽化直前


昨日無事に蝶になって飛んでゆきました!(向こう側にもうひとつ緑のサナギがいます。あの子もちゃんと羽化できるといいなぁ..)
羽化成功




いつかきちんと読もうとパソコンにためておいた記事。鳥さんのお話です。
2010年1月12日のシュピーゲル電子版から、世界で一番長距離を飛ぶキョクアジサシのニュース記事です。
原文(ドイツ語)は こちら

題は 南極から北極へ追い風に乗って

schpiegel kustenseeschwalbe

地球の向こう端まで行って、エネルギーを消耗せずに戻って来るには、どういう方法があるだろう?
鳥たちはそれを知っている。回り道をすればよいのだ。最新の調査で、鳥は強い風を理想的に使っていることがわかった。
        
渡り鳥の中で長距離を飛ぶチャンピオンは、キョクアジサシ。彼らほど遠くまで移動する動物はほかにいない。このほど国際的な研究チームが、1年間にわたって彼らの行動ルートを詳細に調べ上げ、その結果を専門誌に発表した。125グラムに満たないこの鳥は、1年間に8万km近く飛行し、30年におよぶ生涯では、およそ240万kmも飛んでいるのだ。

渡りの詳細を知ることは、自然保護の上で大きな意味を持っている。科学者たちが長いこと探しているのは、生物学上のホットスポット … 多くの渡り鳥が羽を休めるための場所は、保護の必要があるからである。キョクアジサシの飛行ルートは、海上での観察から、おおよそのところはわかっていた。北極に近いグリーンランドやアイスランド付近で繁殖し、冬になると、はるか遠くの南極ウェッデル海まで移動して、好物の小魚やオキアミと呼ばれる甲殻類をとって冬越しする。

キョクアジサシの正確な渡りルートを知るために、グリーンランドにある自然研究所のカールステン・エーゲファングを中心とする研究者達は、11羽の鳥に小さな光センサーを装着した。時計が組み込まれた小さなセンサーで、日の出・日の入り時刻をあとで解析出来るようになっており、1年後に回収された。データからは鳥の飛行ルートがわかる。日付と昼の長さから緯度がわかり、日の出・日の入り時刻を協定世界時UTCと比較することで、経度が計算された。

まずわかったことは、鳥たちが8月か9月に北国を旅立って、ノンストップで南極まで行くのではなく、約3週間ほど中休みを取ること。場所は北大西洋のニューファンドランド島沖で、これからの飛行に備えてたっぷり栄養をとる。

zugroute.jpg

驚くことはもう一つ。キョクアジサシは、最短距離ではなく地球の大きな風の流れに乗って、長い迂回路を飛んでいたのだ。ニューファンドランド沖から出発した鳥は、西ヨーロッパ沿岸から西アフリカ沿岸を通って南へ向かう。カーボヴェルデ(*1)付近からのルートは2つのある。半数の鳥はそのまま西アフリカ沿岸沿いに南下するが、残りの鳥は大西洋を横断して、ブラジル沿岸を南へ向かう。左右どちらに進むかは、その時の風向きによって決めているのだろうと、研究者たちは推測している。
(*1)大西洋の北、アフリカの西沖合いの島国

4~5ヶ月南で過ごしたあと、南から北への帰り道は皆同じルートを飛ぶ。このルートはこれまで全く知られていなかったもので、大西洋上を大きなS字カーブで北へ向かう。S字のせいで、数千kmも距離が伸びることになってしまう。これほどの遠回りに鳥たちが甘んじる理由は何だろう?鳥のルートと、太平洋上の風の通り道を照らし合わせて見た時、研究者たちはその理由に納得した。理由は簡単…キョクアジサシは、出来るだけ風に乗って飛んでいるのだ。40日ほどで旅は終わり、北国へ帰りつく。エネルギー効率の良い飛行が、たった1日に約520kmも飛ぶことを可能にしている。



…キョクアジサシって、日本でもたま~に見られるそうですが、これはきっと寄り道か、かなりルートをはずれちゃった鳥なんでしょうか.. 白い羽が長くて美しい鳥ですね!


勉強のための翻訳ですので、稚拙な部分はおゆるしください。
1ヶ所、auf hoher Seeschonの意味がはっきりしませんでした。「海上の」としましたが、ご存知の方がいらっしゃいましたらお教え下さいませ。


2011.10.04 お・や・つ
さすが10月に入ると秋の空気、さわやかな季節ですね~。

今日は、おやつの写真を載せてみましょう。
まずは文鳥ぎんちゃんのおやつ 美味、 赤粟の穂!

awa klein
白っぽい色の粟もあるけれど、あまりお好みでないらしい。彼はだんぜん赤粟が好き。
それを半日水につけて柔らかくしたものをあげてます。ふつうは水につけたりしないんでしょうが、以前農薬の心配をして水につけたものを与えて以来、乾いたのはあまり食べなくなってしまった。人で言えば、パンの味を知ってしまうと、乾パンはちょっと...という感じなんでしょうか。
今はなるべく、秋田の小田川農園さんの無農薬粟穂を買うようにしてるので、農薬云々はないんですけど、サービスして「柔らかタイプ」にしてあげてます。(笑) おいしかったね~!
gin klein
うん。


...で、家人のおやつは勿論粟の穂... じゃなくケーキ。いつもこんな豪華なオヤツを食べてるわけではなくて、たま~にですよ、たま~~に。

八幡山のアトリエ・ヨロイヅカに、私の好きな「和栗のモンブラン」があるかなぁ...とお店を覗いてみると、まだ出てません。そう、和栗のはもう少し待たないとね。そちらはまたの機会にして…
今日は別の新作ケーキ 『サンマルク』というのを買ってみましたオレンジ風味のフランス伝統ショコラ菓子 だそうです。
sanmark klein
どういう所がフランス伝統なのかは不明ながら、食べてみると、一番下の台になってるクッキー生地の上に生チョコレート、その上にチョコムース、白いクリーム、一番上にキャラメリゼした薄いスポンジが載ってます。けっこう食べ応えあり。

もうひとつ新作ではないけれど、見た目も綺麗な『ラデュー』 
中身は生姜と蜂蜜のパンナコッタにライチとパイナップルのコンポートが載っています。これは今年の夏、お客様に出すと喜ばれました。
ラデュー klein
ごちそうさま!
以前の日記で、カフェインが皮膚癌を予防する効果がある...という文を載せました。 あらら、こちらでは更に鬱病予防効果も!
以下9月28日フォーカスの記事です。
題は『4杯のコーヒーで鬱病に対抗』
kaffee klein
 
原文(ドイツ語)は こちら
以下翻訳文


カフェインほど、活力剤として世界中に広まったものはほかにない。コーラやカフェイン錠剤にも使われるが、全体の80%はコーヒーとして飲まれる。この「豆から抽出した飲み物」から、とくに精神的な意味でも恩恵を受けているのは、ほかならぬ女性たちである。

これは、ハーヴァード・メディカル・スクール(医学大学院)の研究者達によって、1996年からスタートした研究であり、10年間に渡って平均年齢63歳のアメリカ人女性、5万人以上を対象として行われた。
すべての被験者に対して、たびたび質問票が送られたが、その中にはコーヒー消費量と、鬱病発症についての調査も含まれていた。研究開始当時、精神的疾患を持つ人は全くいなかったが、その後医師によって鬱病と診断され、抗鬱剤投与が行われた場合に、この人物が鬱病であると分類された。

10年間に2607名が鬱病を発症。その中で明らかに多数を占めていたのが、コーヒーを全く飲まないか、またはごく少ししか飲まない女性達であった。これに対して1日4杯、またはそれ以上飲む人の場合リスクが20%低くなり、またカフェインフリーコーヒーの場合は、効果が見られなかった。

誰もが知るカフェインの効果は、快い気分やエネルギーを高めてくれることである。カフェインは脳内化学変化に直接作用して、アデノシン受容体の働きを抑制する。この抑制で、ドーパミンの分泌増加とよく似た効果がもたらされる。つまり、よりエネルギッシュに行動し、集中力が高まり、しかも喜びや愉快な気分になれる。

そもそも鬱状態でいる人は、カフェインが含まれるコーヒーを飲まない…という理由で、今回の結論は当然の事かもしれない。つまり、鬱病の典型的徴候は睡眠障害であり、カフェインはそれを助長したり、不安感を大きくしてしまったりするのだから。


…コーヒーと鬱病の関係については、聞いたことないので、新しい研究発表なのでしょう。でも、1日4杯は飲まないなぁ.. 適量はせいぜい3杯くらいじゃないかしら。