前回の続きで..ドイツFocus電子版から、風邪をひいた時の対策編。
以下訳文

のどの痛みに… セージのお茶
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風邪でのどが痛む時は、セージ茶がおすすめ。
セージには殺菌効果があり、のどのイガイガ感もやわらげてくれる。
一杯飲むだけで効果を実感できる。

使用法
セージの葉40gに150ccのお湯を注ぎ、10分置いてから濾す。
飲む以外にうがいも効果がある。

リスクと副作用
妊娠中・授乳中は避ける。(子宮を収縮させる作用・母乳分泌を抑制する作用あり)


タンの出るセキには…玉ねぎの汁
玉ねぎには強い殺菌作用・抗炎症作用があり、痰を溶かしたり、耳の痛みを和らげてくれる。
目にしみる辛みの強いものほど、効果がある。

用法
玉ねぎ2~3個をみじん切りにする。
上から蜂蜜をたっぷりかけ、ふたをして5時間置く。その後布でエキスを搾り取る。
このエキスを、2時間ごとに小さじ1杯服用。

リスクと副作用  なし


熱っぽくて乾いたセキが出る時…梨ジュース
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梨のジュース、または梨コンポートは、乾いたセキに効果がある。

用法 ジュースを温め、1日に3~4回飲む。
副作用 なし

翻訳おわり
訳出したほかにも、大根を蜂蜜につけて浸出した汁を飲むとか、日本でもおなじみの方法が紹介されていました。でも私はどれも未経験だなぁ。つい薬品だけにに頼ってしまって....
セージはスーパーでもパックに入って売られていますし、玉ねぎはいつでもある。今度風邪をひいたら試してみるつもりです

原文(ドイツ語)は こちら
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ドイツのFocus電子版に、風邪にかかった時の家庭療法あれこれが紹介されています。
たくさんあるので、今日はとりあえず前文と、「免疫を強くする」というスープのところを訳してみました。
以下訳文

風邪の家庭療法
風邪にかかった時の対処として、昔ながらの家庭療法がある。お金もかからず、副作用もほとんどない。
自然療法ついては、ドイツ国内の大学で、多くの研究者によって効果が実証されている。
塩水を用いた鼻洗浄、ミント油、生姜、鶏肉スープの効果については、アメリカとドイツで治癒効果が確かめられている。

免疫システムを活性化するために..鶏肉スープ
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湯気の出る温かな鶏肉スープは、科学者のお墨付き。ネブラスカ大学医療センターにおける研究で、鶏肉スープに含まれるシステイン(たんぱく質を作っているアミノ酸のひとつ)が、細胞の抵抗力を高め、炎症を和らげたりウィルスから防御する力を持つことがわかった。熱いスープはウィルスに効果的なばかりでなく、鼻粘膜に水分を行き渡らせ、呼吸を楽にする。鶏肉に含まれる亜鉛も、免疫を強める働きをする。

作り方
鶏1羽と水を鍋に入れ、1~2時間ぐつぐつ煮る。
鶏を鍋から引き上げ、肉をこそげ取る。さらに食べやすいように細かくしておく。
好みの野菜を刻んで鍋に入れて、30分ほど煮る。
塩、こしょうで味をつけて、鶏肉をなべにもどす。
熱いところを食べる。

(リスクと副作用) 熱いので、やけどに注意

翻訳おわり

鶏1羽ドカンと煮るところが、ドイツらしい豪快さですね。
免疫を高める食べ物のもう一つは、日本でもおなじみの生姜が紹介されていました。

もと記事(ドイツ語)は こちら
昨日の続きで、素敵な写真もう2枚。
「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」の入賞作品から、かっこいい鵜さんと、「アレ、見つかっちゃった!」のねずみ君の写真。説明訳をつけてみました。
(ドイツの雑誌シュピーゲルの記事からのご紹介です)


台風の目のように   撮影Cristobal Serano(スペイン)
メキシコの海で…鵜は魚の群れにねらいを定め、何度も群れに突っ込んでは魚たちをかく乱し、次々と魚を飲み込む。
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鵜の視点での写真を撮るために、何時間もかけたそうです。


うん、うまい!  撮影Alexander Badyaev(ロシア)
Badyaev氏の山小屋は、いつもネズミたちにマークされている。
ある晩、ピーナツバターを塗ったパンを食べようと台所にやってくると....現行犯を目撃!
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上の写真は縮小してあります。もともとのスケールでぜひ… こちら

シュピーゲル紙に、「2012 ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」入賞作品が紹介されています。
どれも圧巻! 
記事の一部と、紹介されている写真から2枚、訳文を載せてみました。

「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」のタイトルは、自然写真家にとって最も名誉ある賞のひとつである。コンテストは11の部門で競われ、毎年1万点の応募作品が寄せられる。

飛びながらゴクリ 撮影Ofer levy(イスラエル)
オオコウモリが羽ばたきながら水を飲む瞬間
Parramatta公園(オーストラリア・サウスウェールズ州)にて
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(レヴィー氏はこの写真を撮るために、パラマッタ公園で何日も過ごした。コウモリは水面へ向かって急降下し、胸で水にさわる。そして毛皮についた水滴をなめとる。…10/22追記)

昆虫ダンス  撮影Klaus Tamm(ドイツ)
フランス領レユニオン島にて
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この昆虫を撮ったクラウス・タムさんは、今年のGDT写真コンテストで総合優勝に輝いたカエルの写真を撮った方ですね。このブログで紹介しましたっけ。 その時のブログは こちら

オオコウモリの写真、飛んでるところの写真って見たことなかったですけど、ああこうして飛ぶんだ!
ドイツ語で、「コウモリ」は die Fledermaus  
「オオコウモリ」はder Flughund(飛ぶ犬!…この写真を見て納得しました。ほんとに犬ににてますね ^^)
 
上の写真は縮小してあります。もともとのスケールでぜひどうぞ こちら
今日のテーマは、 『リス救急電話は24時間いつでもOK』

ドイツのどこにでも、たくさんいるリス。
当然事故などに遭うリスも...

野生リスの首がマンホール蓋の穴にはまっちゃった~!という騒ぎが時々あって、しかも救出後にバッタリ死んでしまう...ということもあるそうです。
そんな時は、みんな「なぜなんだ!」と大ショック。写真つきで報道された記事を、私も見かけました。

そんなリス事情を背景に...
「リスが大変だっ!」となったら、24時間いつでも駆けつけます…という活動をしている女性へのインタビュー記事を訳してみました。

8月8日南ドイツ新聞から。
ガレンベルガー
(ミュンヘン在住のザビーネ・ガレンブルガー 30歳 は、バイエルン州初のリス救命組織を立ち上げた)

インタビューは下の、続きを読む をクリックして下さい

... 続きを読む
NABU(ドイツ自然保護協会)のHPをのぞいていたら、ちょっとケッサクなものを見つけてしまいました。

「赤ずきんちゃん」のパロディー

さっそく訳してみましょう!
以下訳文

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メルヘンの中の狼…真実か濡れ衣か

おとぎ話にたびたび登場する狼…小さな子供の頭に、『狼は悪くておそろしいもの』というイメージが、しっかりと植え付けられる。
1812年に出版された「グリム童話」はその筆頭。猟師が赤ずきんちゃんとおばあさんを救出し、狼の腹に石を詰めて殺す。

しかし、視点を変えて狼の立場でお話を読むと、これは不運な出来事の連鎖、世紀を越えるネガティブ・キャンペーンのようにも見えないだろうか。
ぜひ一度子供たちのためにも、狼の信用を回復するチャンスを与えてほしい。


悪評を立てられた狼の言い分

私は森の住人。森が秩序正しくきれいに保たれるよう、いつも気を配っている。

ある晴れた日のこと、人間どもがピクニックで残していった残飯を掃除していると、足音が聞こえた。
木の陰からのぞくと、かごを持った女の子が歩いて来るのが見える。何とあやしげな恰好! その子は、顔が見えない程ので~っかい赤ずきんを、すっぽりかぶっていたのだ。

ひとを外見で判断してはいけない。
しかし、ここは私の森。当然私は「お前は何者?何しに来たのか?」と質問した。
女の子はツンとして「よそ者とはお話しないの」と言った。
「よそ者」だと! 長年この森で子育てしてきた私に向かって、何という言い草!
 
しばらくすると女の子は、病気のおばあさんに昼ご飯を届けるのだと話し始めた。
正直な女の子のようだ。
しかし、ひとが住み家にしている森を、奇抜であやしげな恰好でうろつくのは良くないと、教えてやらねばならない。

私は女の子を行かせ、おばあさんの家へ先回り。そしておばあさんに相談を持ちかけた…孫娘はもっとまわりへの配慮を学ぶべきではないか? それを学ぶよいチャンスではないか?

おばあさんは私の意見に賛成し、ひと芝居打つことにした。私がおばあさんの服でベットに入り、おばあさんは私が呼ぶまでベットの下に隠れているのがよいだろう。

女の子が到着。
赤いほっぺをしてベットの横へ来るなり、私の耳が大きすぎると失礼千万なコメントをした。
私は大いに気を悪くしたが、そこは我慢して「おまえの言葉をよく聞くためだよ」と答えた。
なんと言っても私は女の子の味方なのだ。

しかし彼女のおせっかいな発言は続いた。今度は私の目が大きすぎるというのだ。
はじめ好ましく見えた女の子が、実はこんなにも意地の悪いやつだったとは...私の落胆を想像してみてほしい。 
それでも私は怒りを鎮めて、「お前をよく見るためだよ」と答えた。

ところが女の子の侮辱は止まらなかった。
今度は、どこから見ても大きい私の歯をやり玉にあげたのだ。
我慢できればよかったのだが、私はベットから飛び上がり、「お前を食べるために大きいのだっ!」と、うなってしまった。

それでどうなったかというと.....これまで女の子を食べたオオカミはいないと、誰でも知っているのに、この愚かな子供は叫びながら家の中を走り始めた。
私は「落ち着いてくれ」と言って後を追いかけながら、おばあさんの服を脱ぎ捨てた。
家の中は大混乱。

突然ドアが開くと、2mもの長身の森番が、手に斧を持って立っていた。
誰が見ても私が不利な状況。私は開いていた窓から外へ飛び出した。

ここで話が終わればまだ良かったのだが、残念なことにおばあさんは、この話を語る時に決して私の味方をしてくれなかった。
やがて、オオカミは信用ならない恐ろしい生き物だという通説が広まっていった。
奇抜な赤い頭巾の女の子がその後どうなったかは、知らない。
いずれにしても私の一生は、その後不幸せなものになった。


翻訳おわり

笑わせてくれますね(^^)

nabuのもと記事(ドイツ語)は こちら
パロディー文の出典は、Lamie Walker著 Praxisbuch-Gawaltfreier Umgang mit Konflikten(暴力に頼らない紛争解決の実践テキスト…直訳)だそうです。
今日は、ピアニストのメナヘム・プレスラー氏にドイツ国籍が授与(実は再授与)されるという記事です。
9月26日の南ドイツ新聞から抄訳。

その前に2つほど予備知識を...

 欧州文化首都…毎年ヨーロッパ内の都市が選ばれて、各種文化行事を展開する事業。2012年度はギマランイス(世界遺産の町…ポルトガル)とマリボル(スロベニア)の二都市
招致活動をする都市もある....という背景からお読みいただくと良いと思います。

 メナヘム・プレスラー…今年89歳になる伝説的とも言える名ピアニスト、インディアナ大学教授。ドイツ生まれで、ナチスの迫害からイスラエルへ逃れた。親戚は何人もナチスドイツの犠牲になったそうです。

73年後の国籍授与
プレスラー

9月28日マグデブルク市において、ある人物へのドイツ国籍授与が晴れやかに行われる。
マグデブルクは欧州文化首都に選ばれることを目指し、そのための親善大使にふさわしい有名人を探し出した。ピアニストのメナヘム・プレスラー氏である。

プレスラーはマグデブルクに生まれ育ち、その後家族とともにイスラエルへ逃れ、そこで結婚。第二次大戦後にアメリカへ移住し、ソロピアニストとして活躍。のちにピアノトリオを結成する。これが世界屈指の実力で、何十年にもわたってその名をとどろかせたボザール・トリオである。

trio.jpg (ボザール・トリオのCD)


彼はヨーロッパやドイツには好んで演奏に訪れている。「何と言っても私の文化的な拠りどころはドイツなのです。親しい友人たちはドイツ人ですし、ドイツ語も忘れていません」と、プレスラーは語る。

彼の夫人はイスラエル人だが、ドイツ語を勉強し、その家庭では子どもたちとドイツ語が話され、ハイネやゲーテが読まれ、シューベルトやベートーヴェンが演奏される。
プレスラーは言う。「こういうことをアウシュヴィッツ後は出来なくなった人々の気持ちは、よく理解できます。でも私の心の中にはずっと、『文化の国ドイツ』が生きているのです。(...)私はドイツ文化にたいへん感謝しておりまして、ドイツ国籍を頂けることを光栄に思います」。

「イスラエルで、私は『人間らしさとはどういう事か』を学びました」。イスラエルへの逃避行や、その後の思い出を語る際のさりげない言葉は、今私たちドイツ人の心にずっしりと重く響く。

プレスラー氏がドイツ国籍をただ受け入れるだけでなく栄誉ととらえ、さらにドイツという国を、カントやゲーテやベートーヴェンが今も生きているような、そういう国だと語ってくれるならば、それこそまさにドイツにとっての栄誉であろう。

翻訳おわり

文化首都の招致活動のために「ゆかりの有名人」を見つけ出したが、じつは苦い過去があって…ということでした。
それにしてもプレスラーは、ピアニストとして稀有な人というだけでなく、ほんとに大した人物だと思います。

今日のブログはドイツ語の授業で使った記事で、先生の手が入ってますから、いつもの訳文よりは品質保証できますです(笑)

演奏にご興味のある方は、You-Tubeの こちら
(ショパン:マズルカ 2分48秒)
もと記事は こちら
ちょっとバタバタしていて、更新が滞っております
きょうのお題は、ドイツの水泳選手パウル・ビーダーマン選手の話。
彼は競泳男子自由形200m、400m世界記録保持者です。
3か月前のフォーカス電子版から....
以下訳文

ビーダーマン
『水泳に才能はいらない』

もしもパウル・ビーダーマンが、子供の時に指導者らの意見に従っていたら、競泳世界記録を出すことは出来なかっただろう。
「才能があるから水泳をやってきたわけじゃないんだ。『君はほかのスポーツに代わった方がいいよ....ボート競技とか...とにかく水泳以外のものにね』って、いつも言われていたんだ」と、25歳の若者はプレイボーイ誌に語る。」。

「まだまだ完ぺきには泳げていない。目標はもっと上にある」と、ビーダーマンはロンドンオリンピックへの期待をのぞかせる。今回のオリンピックは、彼にとってストレステストになるだろう。
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競技会を渡り歩く旅生活に、満足しているわけではない。本当のところ彼は、ファミリーにあこがれている。お相手は、2つの世界記録を持つ女性スイマーの、ブリッタ・シュテフェン。「家庭を持つことは夢なんだ」と、ビーダーマンは率直に語っている。

翻訳おわり

ビーダーマン選手、ロンドンでのメダルはなかったようで残念でした。
才能というのは目に見えない所が曲者....
でも「逸材」は、(たいていの場合)わかりますよね。

水泳については知りませんけどピアノの話で言えば、始めて数週間・数か月・数年すると、「この子は持っている」というのが、はっきりわかる。少なくとも音感についてはね。
でも長い目で見れば、持続的に努力できるかどうかも才能なので、「あんなに良さそうだったのに伸びなかった」という例のほうが多いはず。
ビーダーマンは本当に努力の人なのでしょう。

ちなみに恋人のブリッタ・シュテフェンは、別の新聞インタビューで、「彼は完璧なプロフェッショナル。ちょっと風が吹くとすぐにマフラーを首に巻くの。初めは大袈裟だって笑ったけれど、それこそ大切な体調管理だって教えられたわ」と言っています ^^

もと記事(ドイツ語)は こちら
2012.10.03 赤ワイン
ドイツの新聞にも「読者からの質問コーナー」があって、今日はその回答記事のひとつを読んでみますね。
ツァイト紙電子版から、赤ワインについての質問です(9月5日のブログで紹介したワイン専門家の話と似た内容ですが)。
以下抄訳文


「赤ワインは室温で飲むべきですか?」
(読者、ベルント・ベックマン氏の質問)

soll man ..

もしあなたが、分厚い壁に囲まれて夏でも涼しく、冬も室温が上がらない「古城」にお住まいならば...その場合のみ「室温で飲む」のが正解です。
ザバブルク城klein

居心地よい温度の(冬は暖房される)部屋は、ワインの香りの敵です。

飲み頃の温度はワインによってさまざま。
重いボルドーやシラーズの場合、室温より3°ほど低い18°あたりが望ましい。これより高くなるとアルコール臭が出て、アロマも逃げていってしまいます。

若くて軽く、果実香に満ちたタイプのワインは、もっと冷やしても良い。
ボージョレーは12°くらいまで大丈夫。この温度は重い白ワインにも当てはまります。
一般的に飲まれている温度は、赤は高過ぎ、白は低過ぎる。普通の冷蔵庫は4°くらいに設定されており、これは白ワインにとっても低すぎる。

なるべく適温で飲むために、白ワインは飲む前30分~15分ほど前に冷蔵庫から出し、赤ワインは飲む前に時間を見計らって、冷蔵庫へ入れるとよいでしょう。

翻訳おわり
あ~...ワインが飲みたくなっちゃった(笑)
原文(ドイツ語)は こちら