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2012.10.03 赤ワイン
ドイツの新聞にも「読者からの質問コーナー」があって、今日はその回答記事のひとつを読んでみますね。
ツァイト紙電子版から、赤ワインについての質問です(9月5日のブログで紹介したワイン専門家の話と似た内容ですが)。
以下抄訳文


「赤ワインは室温で飲むべきですか?」
(読者、ベルント・ベックマン氏の質問)

soll man ..

もしあなたが、分厚い壁に囲まれて夏でも涼しく、冬も室温が上がらない「古城」にお住まいならば...その場合のみ「室温で飲む」のが正解です。
ザバブルク城klein

居心地よい温度の(冬は暖房される)部屋は、ワインの香りの敵です。

飲み頃の温度はワインによってさまざま。
重いボルドーやシラーズの場合、室温より3°ほど低い18°あたりが望ましい。これより高くなるとアルコール臭が出て、アロマも逃げていってしまいます。

若くて軽く、果実香に満ちたタイプのワインは、もっと冷やしても良い。
ボージョレーは12°くらいまで大丈夫。この温度は重い白ワインにも当てはまります。
一般的に飲まれている温度は、赤は高過ぎ、白は低過ぎる。普通の冷蔵庫は4°くらいに設定されており、これは白ワインにとっても低すぎる。

なるべく適温で飲むために、白ワインは飲む前30分~15分ほど前に冷蔵庫から出し、赤ワインは飲む前に時間を見計らって、冷蔵庫へ入れるとよいでしょう。

翻訳おわり
あ~...ワインが飲みたくなっちゃった(笑)
原文(ドイツ語)は こちら
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