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3月19日の南ドイツ新聞に、サンショクツバメさんの写真が載っています。

翼の変化(ある意味の進化)について書かれているようです。アメリカでのお話。

『翼の進化…車をかわして生きるために』
fahlstirnschwalbe500.jpg
 サンショクツバメ(ネブラスカ州) … 翼が短めの個体は、車をうまくかわして生き残る確率が高い


生物学者のチャールズ・ブラウン博士(タルサ大学教授)は30年来、ネブラスカ州のハイウェイ上で死んでいるツバメを集めてきた。
このつらい活動を通して、彼はひとつの良いニュースをもたらした… 車が原因で死ぬツバメの数が、年々減っているのだ。

車からすばやく逃れられるように、鳥の体が変化したのではないかと、ブラウン博士らは想像した。
このサンショクツバメの調査は、動物の進化に自動車が影響を及ぼしたことの証拠となるかもしれない。


1980年代、同じルート上で死んでいたツバメは1年に20羽ほど。
30年後の現在では、年に5羽前後。
この期間に、ツバメの巣も通過車両も、数は増えている。
本来ならば、事故に遭う鳥が増えるはずである。
巣 (サンショクツバメのコロニー)

この矛盾を説明できる事実がある。事故で死んだツバメは、事故にあわなかった鳥に比べて明らかに翼が長かったのだ。
健在のツバメの平均値は107mmで、死んだツバメは110mm。
30年前よりも翼が短い個体が増えていることがわかった。

おそらく翼が短いほうが、車からすばやく逃れられるのだろうと、研究者らは推測している。長めの翼を持つ個体は、生き延びる確率が少し狭まるわけだ。
走る車をかわせるかどうかが「自然淘汰のひとつ」であるならば、「短めの翼を持つツバメ」は、今後さらに増えてゆくだろう。

翻訳おわり
ほんの3mmくらいのことで、やはり飛び方に違いが出るんでしょうか...
それにしても、何十年もかけて鳥の羽3mmほどの変化を調べるとは、息の長い研究ですね。

この文にでてくる「サンショクツバメ」という名称についてひとこと。
原文(ドイツ語)の Fahlstirnschwalbe の和名がはっきりしません
     
学名 Petrochelidon pyrrhonota
     
英名 Cliff swallow
       
和名 サンショクツバメ

ところが「和名サンショクツバメ」で学名を調べると Hirundo pyrrhonota  綴りが少し違いますよね。

原文のFahlstirnschwalbeを「サンショクツバメ」と表記してよいものかどうか.....
どなたかご存知だったら教えてくださいね!

原文(ドイツ語)は こちら

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22日に発表会「ムジカロンドコンサート」無事終了

しかしながらその後、すっかりくたばっております。ハイ、もう気力なし..

動き回るのは若い方にやって頂いたというのに、このザマは何でしょ!

やはりトシなんだろうか
そうに違いない うん、トシだもんね~

明日提出しなきゃならないドイツ語クラスの宿題もほったらかして、
ぐーぴー寝ておりますです

語りと連弾リレーの「ヘンゼルとグレーテル」も、
「リズム合奏」も、うまく行ったので、
あとで写真など、アップする予定で~す。その時は見てね
ひとまず、おやすみ...zzz
2013.06.12 発表会近し
6/22 生徒の発表会が近づいて、準備に慌ただしくなってきました。
本日プログラム完成

表紙500

うちの会は『ムジカロンド コンサート』といいます。
友人のT先生との合同開催。

各生徒の課題は
        ① ごく短いソロを暗譜で弾く
     
        ② ソロとは別にアンサンブルを1曲

        ③ リズム合奏に参加する

アンサンブルとしては、楽しい音楽物語を用意しました。
オペラ『ヘンゼルとグレーテル』を、語りと、子供たちのピアノ連弾リレーで演奏することになっています。

プログラム500


アーサー・ラッカム挿絵1909 
(グリム童話集、1909年アーサー・ラッカムの挿し絵)

原作のグリム童話自体はけっこうオドロオドロしいお話だったりします。
でもオペラの方は、作曲者フンパーディングの妹さんが台本を書くにあたり、ストーリーを少し変えて、可愛いメルヘンに仕立ててあります。

語り部には、杉並区で長年読み聞かせ活動を続けている方をお呼びして、楽しい舞台になりそう(^^)

本番まであと10日。ぬかりなく準備しないといけません。
気ぜわしいので、ブログの更新は22日までお休みしますね。で~は



ねこの額ほどのベランダの植物に、いいこと2つ

その1  
スーパーで150円で買ったミニトマトの実が赤くなりました
ミニトマト450

トマトって、よく日に当てて、乾燥気味にすると良いんですってね。
いままで陽当たりはいまいち、ジャブジャブ水をかけていたのは反対だったらしい
ごめんね。

その2
パンパカパ~ン!
うちに来てから7年を越える胡蝶蘭から、また花芽が出たぞ

蘭470
胡蝶蘭がどのくらい長生きか知ってる? 30年よ!30年!
うちのはまだまだ若いということかな。

ベランダの下の方に2mくらいの灌木があって、そこへ時々鳥が来ます
この間にぎやかに3羽ほど飛んできたのは、多分シジュウカラ...(だと思います)。
それがね、落ち着きないのなんの。
一瞬たりともジッとしていない ああいうヒトたちを写真に撮るのは不可能に近いんじゃないかと思ってしまいました。
みなさん綺麗な写真をブログにのせているのは、ほんとに信じがたいです
今ドイツの新聞トップ記事が、大雨と水害になっています。
先週末からの大雨でドナウ川、イン川が氾濫。現在パッサウ市が水没してしまっています。
写真は南ドイツ新聞から...
passau1-450.jpg
1954年以来の大水害だそうです。
passau2-450.jpg

パッサウは、南ドイツを流れるドナウ川、イン川、イルツ川が合流する場所にある歴史的な町。
emmersdorf an der donau

ドイツだけでなく、ドナウ川のさらに下流のウィーンやブダペストも水害になっていて、犠牲者も出ているという報道。

ドナウ川の河川図をウィキから引っ張ってきました。
donaumap500.jpg
ドナウ川は、ドイツ南部の「黒い森」から始まって、オーストリア、スロバキア、ハンガリー、クロアチア、ルーマニア、ウクライナなど10か国を流れて黒海へ注ぐ国際河川です。
ドナウ川以外の河川もあふれていて、プラハでも、動物園の動物たちを避難させる騒ぎになっていて....
これ以上雨が降らないことを祈りながら、ニュースティッカーを見ています。

6月6日追記 被害は大きくなっているようです。
今日のシュピーゲル紙に載っている写真を1枚お借りしました。

halle500.jpg