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2013.07.26
大洪水のあとで....
先日ブログのお仲間ハロゲンくんが、千葉県の野鳥病院について書いていらっしゃいましたが、こちらはドイツの保護センターのおはなしです。
6月の西ヨーロッパ大洪水、日本ではあまり報道されませんでしたね。
エルベ川、ドナウ川などの大河川があちこちで氾濫して、たくさんの町が水没しました。
一気に水が来た所では、逃げ場を失った鹿やウサギやキツネなどの野生動物がたくさん死んで、そういう痛ましい写真も新聞に載せられていました....
7月11日付ケルンの新聞電子版から、大洪水の際に保護されたビーバーの"その後"です。
記事を読んでみますね。 以下訳文
赤ん坊ビーバー『モモ』、すくすく育つ

ビーバーの赤ん坊「モモ」は、エルベ川の大洪水で家族をなくしてしまった。
今はハンブルクにある野生動物センターが養育にあたっている。
自然の中で生きてゆくために必要なことすべてを、モモはここで学ぶことになる…泳ぐこと、齧ること...
親代わりを務めるセンター主任エルドマン氏は語る。「モモはだいぶしっかりしてきまして、もう人参を切り倒すことだってできるんです」。
本物の樹木を切り倒すにはまだまだだが、少しずつ力がついてきた。
エルドマン氏。モモを、プールに浮かぶ木の板に乗せる

見守られながら泳ぎだす

計画によると、ほかの場所で保護されている3匹のビーバーも、これからモモの仲間として一緒に育てられて、将来は皆一緒に自然に放されることになっている。
この野生動物センターにはモモのほかに、洪水の際に保護された動物が5頭いる。ノロジカの子供2頭、野うさぎ2匹、アライグマの赤ん坊1頭。
翻訳おわり
ビーバーは「自分の生活のために周囲の環境を作り替える、ヒト以外の唯一の動物」なんですって。
自然に放せるまでは長い道のりでしょう。うまくゆくといいですね。
ところで、ビーバーの和名は「海狸(うみだぬき)」だそうです。ちょっとヒドくない?(笑)
もと記事(ドイツ語)は こちら
6月の西ヨーロッパ大洪水、日本ではあまり報道されませんでしたね。
エルベ川、ドナウ川などの大河川があちこちで氾濫して、たくさんの町が水没しました。
一気に水が来た所では、逃げ場を失った鹿やウサギやキツネなどの野生動物がたくさん死んで、そういう痛ましい写真も新聞に載せられていました....
7月11日付ケルンの新聞電子版から、大洪水の際に保護されたビーバーの"その後"です。
記事を読んでみますね。 以下訳文
赤ん坊ビーバー『モモ』、すくすく育つ

ビーバーの赤ん坊「モモ」は、エルベ川の大洪水で家族をなくしてしまった。
今はハンブルクにある野生動物センターが養育にあたっている。
自然の中で生きてゆくために必要なことすべてを、モモはここで学ぶことになる…泳ぐこと、齧ること...
親代わりを務めるセンター主任エルドマン氏は語る。「モモはだいぶしっかりしてきまして、もう人参を切り倒すことだってできるんです」。
本物の樹木を切り倒すにはまだまだだが、少しずつ力がついてきた。




計画によると、ほかの場所で保護されている3匹のビーバーも、これからモモの仲間として一緒に育てられて、将来は皆一緒に自然に放されることになっている。
この野生動物センターにはモモのほかに、洪水の際に保護された動物が5頭いる。ノロジカの子供2頭、野うさぎ2匹、アライグマの赤ん坊1頭。
翻訳おわり
ビーバーは「自分の生活のために周囲の環境を作り替える、ヒト以外の唯一の動物」なんですって。
自然に放せるまでは長い道のりでしょう。うまくゆくといいですね。
ところで、ビーバーの和名は「海狸(うみだぬき)」だそうです。ちょっとヒドくない?(笑)
もと記事(ドイツ語)は こちら
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