2015.04.26 名詞の性
だれかと会話していて自分自身の話になり、「私、ドイツ語を勉強してます」と言うと、けっこうな確率で
「あ~ 私も学生時代やってましたよ!」と言われます。
以前は大学でメジャーな語学でしたよね。第二外国語でドイツ語を取っていた人は本当に多い。

「その後はどうですか?」と聞くと、返ってくるセリフは不思議なほどみんな同じ。
「文法がめんどくさくてね~… 名詞に性があるでしょ。男性女性のほかに中性まであって格変化するし、やってられませんよ。大学出たらそれっきりです!」。

まぁ確かに.......やってられないというのは、よくわかります ^^
かく言う私だって、いい加減なもんです。ピシッと覚えるコツはあるのでしょうか?

こういう時に参考になるのは、「出来るようになった人がいかに覚えたか」です。
そこに上達のヒントがあるはず。

たとえば… See(ゼー)という単語には2つの意味があります。
   der See 男性名詞 「湖」
   die See 女性名詞 「海」


性が違うと冠詞の変化も変わるので、ちゃんと覚える必要があります。
思い出すのは、授業で師匠の言ったことです。
「みなさん、名詞の性は気をつけて下さいね。Seeは意味が2つありますから、覚え方を工夫してね。ぼくは 海は女性=女性は荒れるから と覚えています!」

私は思わず椅子から落ちそうになりましたね。クラスメートの男性諸氏は神妙にうなずいています。私ひとり涙が出るほど笑って….
はぁ、そうですかぃ。たいへん的を射た解釈。これなら間違えようがありませんな。どうせなら楽しく覚えなくっちゃ!

Bandはどうでしょう。けっこう使う単語です。
der Band 男性名詞 巻(本の)
das Band 中性名詞 リボン、テープ


……「中央で結ぶから紐は中性」というのはどうでしょう?(^^)
 こんなイメージで...

noshi-chou150.gif

では、
der Schild 男性名詞 「盾」
das Schild 中性名詞 「看板」


…… 盾を持つのは男性だから男性名詞が「盾」

der Schild


じゃ、これはどうやって覚える?
der Messer 男性名詞 「計器」
das Messer 中性名詞 「ナイフ」

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昨日はですね、「ケーキ作り」の体験レッスンに行ったので、ご報告です(^^)

台所関係は自慢したいくらいズボラな私。でも洋菓子でズボラはNG 
やはり 「習う」 ということが大事です。
…というわけで、エプロンとメモ帳持参で、たまプラーザ(横浜市)まで出かけました。

Y先生の教室は、なんと1回のレッスン定員2人まで! 作ったケーキはワンホールお持ち帰り! 
教室といってもマンションの一室を使っているし、先生も気さくな方で、とてもアットホームな雰囲気です。
そして、昨日のお題は ヨーグルトの焼菓子 

0422-6.jpg
(先生のHPから画像をお借りしました。紹介文を引用させてもらいますね)
見た目はスフレタイプのチーズケーキのようですが、使っているのはヨーグルト。
チーズケーキよりはるかに軽い味わいです。
場合によって無脂肪ヨーグルトを使えば大幅なカロリーダウンも可能です。


材料も道具も、先生が用意して下さっています。

卵白の泡立てからスタート。
さっそくホイッパーとボウルの持ち方を直されました。正しく持たないと疲れてしまいます。
オーブンで12分焼き上げて、土台が完成 (下の写真左側)

次は、上にのせるチーズフィリング作り。

0422-400.jpg

クリームチーズは、たった35gしか使いません。とってもヘルシー!
卵白を泡立て、ヨーグルトやレモンを混ぜます。50分焼く。

焼き上がりを待つ間、先生手作りの焼菓子でティータイム
名前は タルトレット リュス  初めて頂く珍しいお菓子でした。 
0422-3.jpg


焼きあがったら、アプリコットジャムを煮詰めたものを塗って完成

私ったら食べるのに夢中で....輝く完成品の写真を撮り忘れちまいました。
ワンカットしたものが、こちら。
0422-5.jpg

実に美味しい体験レッスンでした(^^)
またいつか … 次回もご報告しますね~!

ちなみに、講座のHPは こちら


2015.04.15 職業訓練生
今日はドイツの職業訓練の現場から。
ドイツの職業訓練システムは日本とかなり違っていまして、就職にあたり「職業訓練を修了していること」が大前提です。大学を卒業していきなり就職…とはいかないらしいです。

職業訓練生のことをAzubi(アツービ)と言って、この人たちは例えばAzubiを募集している企業や商店で週2~3日実習をしながら、さらに週何日かは職業学校に通って理論を学ぶ。2~3年間は研修と職業学校の両方に通うわけです。
そして修了試験に合格してはじめて、正式な職業人の仲間入りです。

Azubiの職種は、たとえば
Buerokaufmann/frau 事務員
Kufmann/frau im Einzellhandel 小売業
Baugeraetefuehrer/in 建築機械操作技師 などなど、あらゆる業種にわたっています。

企業は将来の社員候補であるAzubiを募集し、職につきたい人が応募する…..両者の数が一致していれば問題ないわけですが…..
今日の翻訳は、手工業のAzubiさんのお話、2014年7月15日のヴェルト紙から抄訳です。 以下訳文


ユリア・ダーメンは計測器の先端を、慎重に指輪の隙間に押し当てる。宝石をぴったりはめ込むために、わずかな狂いも許されない……
彼女は、ノートライン=ヴェストファーレン州全体で210名いる金細工師の職業訓練生のひとりである。金細工マイスターである父親の工房で、職業訓練をしている。ユリアがこの仕事を選んだのは、父親の影響ばかりではない。「金細工は楽しくて創造的な仕事です。自分の才能を発展させることができます」とユリアは言う。
goldschmiede2.jpg金細工師の仕事場

金細工師になるには、習得するべき科目がもうひとつある。それは「宝飾デザイン」。ユリアもこれからその勉強(職業訓練校での勉学)を始める予定である。

ユリアの父親ダーメン氏の工房はデュッセルドルフにある。「金細工師は最も古くからある職業のひとつです。しかも常に時代の先を行き、トレンドを読むことが求められる仕事です」とダーメン氏は言う。
彼の工房ではこれまで常にAzubiを受け入れてきたが、宝飾品市場が縮小しつつある状況の今、育て上げた人を雇い続ける仕事量はない。「宝飾品がもてはやされる時代は過ぎました。現代の若い人たちは、宝飾品よりもスマートフォンやタブレットコンピューターにお金を使うようになりましたから」とダーメン氏は語る。

ドイツ手工業組合によれば、人気の職種、例えば自動車関連のようなクリエイティブな仕事にはAzubi志願者が多く集まる一方で、ポジションに空きが目立つ職業もある。パン焼き職人や建築関係、屋根ふき職人や衛生設備関連の仕事は、Azubiの枠が埋まらない状態が続いている。

手工業の中でもちょっと変わり種の「パイプオルガン製作業」に目を向けてみよう。
20歳のヤコブ・ランゲは、ボンにある パイプオルガン製作Klais社 のAzubi 3年目である。
工房のチームの一員として、近々スペインのパイプオルガン修復作業に加わる予定だ。作業は3か月。海外での仕事は彼にとって何よりも嬉しい時間である。
orgelbauer500.jpg
(仕事中のランゲくん)

パイプオルガン製作は人気の職種で、Klais社だけで2014年秋に14名の新人Azubiを迎える。ノートライン=ヴェストファーレン州全体では、さらに17名の訓練生がいる。
hammelburg.jpg (ハンメルブルクの教会、クライス社製)

工房長のカレンバウアー氏は言う。「パイプオルガン製作は、家具職人、機械工、電気技師の仕事をひとまとめにしたようなものです。多くの訓練生は美しい響きにあこがれてこの道に入ってきます。でもたいへんなハードワークが待っていることに、あとになって気づくのです」。
神奈川県民ホール300 
(神奈川県民ホールのパイプオルガン、クライス社製)

このKlais社では、年間3~5台のパイプオルガンを製作して世界各地へ設置する。次回は中国。
名立たる工房ではあるが、ここで修業し修了試験を終えたオルガン製作者らの多くは、仕事場を求めて海外へ出ていく。ドイツ国内の需要はそれほど多くないからだ。「地球上のさまざまな土地へ出かけて、美しい空間を創造する…この仕事は、そういうチャンスを若い人たちに提供しているのです」と工房長は語る。

翻訳おわり
klais社のHPを覗いてみたら、なるほど機械工+家具職人+電気技師かもと思える写真がたくさん載っていました。
日本でも神奈川県民ホール(パイプ数2024本)や京都コンサートホール(7155本!)など、多くがクライス社のものです。とても興味深い内容なので、またいつか楽器製作の文を翻訳してみようと思います。
長い記事、お読み下さって有難うございました!
もと記事(ドイツ語)は こちら
桜も散ったというのに、この寒さは何?
 春は名のみの 風の寒さや..........
唱歌 『早春賦』 の歌詞を思い出してしまいました。

さて、冷えるので美味しいコーヒーでも淹れましょう。
今日は「なんちゃってウィンナコーヒー」のご紹介です。

エスプレッソマシンはないので、普通のコーヒーで代用。
まず、コーヒーを淹れる。(少し牛乳をいれてミルクコーヒーにしてもよい)
私的には、ここに角砂糖1個入れるのが好き。
melange1.jpg


牛乳をカップに60ccほど入れます。
 手前にあるのはミルク泡だて器。 イケアにて130円で購入。
melange2.jpg

牛乳に泡だて器の先を入れて、
 スイッチオン..........び~~~ん
melange3.jpg

..........15秒ほどでモリモリの泡が出現!
130円の機械とは思えない仕事ぶりです。えらいっ
melange4.jpg


泡をコーヒーに注いで完成
melange5.jpg


誤解のないように申し上げると、
『ウィンナコーヒー』というものは、ウィーンにはありません。
今日淹れたのは、現地でメランジェと呼ばれるものに近いはずですが、本物は下の液体がエスプレッソです。
うちにはエスプレッソマシンがありませんのでね。
でも、ちょっとメランジェを飲んでる気分。 なんちゃってメランジェでした