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2016.06.26
Brexit
イギリスのニュースが連日トップで報道されていますね。もちろんドイツでも、これでもかという位。なにしろ「当事者」の一員ですからね。
とりあえずお堅いシュピーゲル誌から、大事件を追う記事のひとつを翻訳してみましょう。タイトルは「イギリス人の二日酔い気分」
昨日土曜日、14:56(現地時間)にアップされた記事、以下訳文

BrexitからBregretへ 〈 直訳・EU離脱から後悔へ〉
我々は何をやらかしたんだろう? EU離脱に票を入れた多くのイギリス人が、後悔し始めている。投票のやり直しの請願は、すでに百万を越えた。
「恐ろしい目覚めの時がやってくる」…ペシミストがよく使うこのフレーズが、今イギリスで実現しようとしている。メディアやソーシャルネットワークでは、離脱に票を入れた人々が「自身の投票をやり直したい」という声を上げ始めた。
こうした人々は、おそらく「無邪気に」投票したのである。「どっちみち残留に決まると思っていて、自分の票がこれほどの重みを持つとは考えませんでした」と、ある男性はBBCに語っている。またEveninng Standard紙には「出来ることならもう一回投票所に行って、残留に票を入れたいです。今になって現実がわかりました」という大学生の声が紹介されている。
別の人々は、自由主義右派のナイジェル・ファラージに騙されたと感じている。離脱派の急先鋒であるファラージは、開票結果が出たあと、離脱勧誘の謳い文句から距離を置いている(*)。その謳い文句は、「もし離脱できれば、毎週3億5千万ポンドにのぼるEUへの拠出金を、イギリス国民の健康保険費に充てられる」というものであった。
(* 訳者注 どのような形で「距離を置いている」のか、具体的な内容はわかりませんでした)
翻訳終わり
内容は日本の報道と同じですが、翻訳課題として訳してみました。記事の書き方にドイツ特有の雰囲気があるように思います。「記者が練った文」だなという感じのことです。
もと記事(ドイツ語)は こちら
とりあえずお堅いシュピーゲル誌から、大事件を追う記事のひとつを翻訳してみましょう。タイトルは「イギリス人の二日酔い気分」
昨日土曜日、14:56(現地時間)にアップされた記事、以下訳文

BrexitからBregretへ 〈 直訳・EU離脱から後悔へ〉
我々は何をやらかしたんだろう? EU離脱に票を入れた多くのイギリス人が、後悔し始めている。投票のやり直しの請願は、すでに百万を越えた。
「恐ろしい目覚めの時がやってくる」…ペシミストがよく使うこのフレーズが、今イギリスで実現しようとしている。メディアやソーシャルネットワークでは、離脱に票を入れた人々が「自身の投票をやり直したい」という声を上げ始めた。
こうした人々は、おそらく「無邪気に」投票したのである。「どっちみち残留に決まると思っていて、自分の票がこれほどの重みを持つとは考えませんでした」と、ある男性はBBCに語っている。またEveninng Standard紙には「出来ることならもう一回投票所に行って、残留に票を入れたいです。今になって現実がわかりました」という大学生の声が紹介されている。
別の人々は、自由主義右派のナイジェル・ファラージに騙されたと感じている。離脱派の急先鋒であるファラージは、開票結果が出たあと、離脱勧誘の謳い文句から距離を置いている(*)。その謳い文句は、「もし離脱できれば、毎週3億5千万ポンドにのぼるEUへの拠出金を、イギリス国民の健康保険費に充てられる」というものであった。
(* 訳者注 どのような形で「距離を置いている」のか、具体的な内容はわかりませんでした)
翻訳終わり
内容は日本の報道と同じですが、翻訳課題として訳してみました。記事の書き方にドイツ特有の雰囲気があるように思います。「記者が練った文」だなという感じのことです。
もと記事(ドイツ語)は こちら
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2016.06.22
ファーストフラッシュ
ご無沙汰してしまいました。
その間にですねぇ、翻訳記事をアップしようとしたものの、訳すのにモタモタして機会を逸し ボツ! ‥‥なんてアホことをしておりました
(大きな声では言えませんが、実はよくある話だったりしますです
)
で、今日は近況2題。
まずは、わが家発、今年4つ目のアゲハ蝶です。

超トリミングで不鮮明ですが、一応記念撮影。梅雨空に羽ばたいて行きました。
さて次はおいしい紅茶の話。
下の写真は、ミュンヘンで自分用みやげに買った ダルマイヤーの紅茶ファーストフラッシュ
春の一番摘み茶葉です。
ダルマイヤーはミュンヘン一の食材店で、この店のファーストフラッシュは有名です。

「極上の、花の香りの、最高級ダージリン」と書いてあります。Flugteeの意味は後述。
お湯を注ぎ...

淹れてみると、薄い黄金色になりました。いわゆる紅茶の赤い色ではありません。

得も言われぬ香りです。紅茶を飲んでいるというより、香りを飲んでいると言いたい。
ポットに残った茶葉、2煎目を水出しししてみます。
冷水を入れて3時間ほど冷蔵庫で冷やしました。
するとものすごく「さわやかな」飲み物になる。

この写真のはちょっと薄すぎ。茶葉が少なかったですね。葉っぱは多めの方がいいです。
袋に表記された商品名 Flugtee とは、
「ダージリン地方で、その年の最初に摘まれた茶葉。製造直後に多くは航空便で消費地へ運ばれる。1960年代に始まった慣習。春の訪れとともに芽吹く茶葉の香りを、いち早く楽しむためのもの」 だそうです。
下はダルマイヤーの店内。さながら食材ワンダーランドでした。

次回はまじめに翻訳記事をアップしたいと思います!
その間にですねぇ、翻訳記事をアップしようとしたものの、訳すのにモタモタして機会を逸し ボツ! ‥‥なんてアホことをしておりました


で、今日は近況2題。
まずは、わが家発、今年4つ目のアゲハ蝶です。

超トリミングで不鮮明ですが、一応記念撮影。梅雨空に羽ばたいて行きました。
さて次はおいしい紅茶の話。
下の写真は、ミュンヘンで自分用みやげに買った ダルマイヤーの紅茶ファーストフラッシュ
春の一番摘み茶葉です。
ダルマイヤーはミュンヘン一の食材店で、この店のファーストフラッシュは有名です。

「極上の、花の香りの、最高級ダージリン」と書いてあります。Flugteeの意味は後述。
お湯を注ぎ...

淹れてみると、薄い黄金色になりました。いわゆる紅茶の赤い色ではありません。

得も言われぬ香りです。紅茶を飲んでいるというより、香りを飲んでいると言いたい。
ポットに残った茶葉、2煎目を水出しししてみます。
冷水を入れて3時間ほど冷蔵庫で冷やしました。
するとものすごく「さわやかな」飲み物になる。

この写真のはちょっと薄すぎ。茶葉が少なかったですね。葉っぱは多めの方がいいです。
袋に表記された商品名 Flugtee とは、
「ダージリン地方で、その年の最初に摘まれた茶葉。製造直後に多くは航空便で消費地へ運ばれる。1960年代に始まった慣習。春の訪れとともに芽吹く茶葉の香りを、いち早く楽しむためのもの」 だそうです。
下はダルマイヤーの店内。さながら食材ワンダーランドでした。

次回はまじめに翻訳記事をアップしたいと思います!
2016.06.10
ミュンヘン4
今回の旅で出会った鳥さんNo.1は、何といってもこの白鳥さん一家。
ハロゲンくんが、コブハクチョウだと教えてくれました。

ニシコクマルガラス?

番外編で花写真も。 マロニエ? 大木に白い花が満開!

ニンフェンブルク城(王様の夏の離宮)でも、

白鳥さん(コブハクチョウ)が迎えてくれました。 Welcome!

ニンフェンブルク城の前に広がるお池には、鳥さんがいっぱい~♡

土手では観光客と鳥さんがごっちゃごちゃ。

もしかして....ヒシクイ?

5/13追記 上は、クチバシの色からヒシクイ(先端だけ黄色)ではなく、マガンの幼鳥、
下の写真はカナダガン、さらにその下はオオバンだろうと、ハロゲンくんが教えてくれました。
ハロゲンくん、有難うございます~! 謎が解けました (^^)v
調べてみたら、カナダガンはもともと北アメリカの鳥だけれど、今ではドイツでも普通に見られる鳥のようです。
これはだれかしらん...? カナダガンです

ひたいが白いので、バン? オオバンです 上手に水にもぐっていました。

ミュンヘン市内の「英国庭園」 ほんとに美しい公園で、市民と鳥がくつろいでいました。

街の中心から地下鉄でほんの2駅の所に、このような市民公園が広がっています。
英国庭園入口付近

今日載せた鳥写真はすべて、トリミングなし。至近距離から撮っています。
もひとつ番外編で白アスパラガス。青い箱に入っているのが旬のアスパラガス。
太いやつはバナナとほぼ同じ太さっ!!

今回のミュンヘン旅行4泊6日。30数年ぶりのドイツでした。2月に航空券を予約し、張り切って計画を立てました。
阪急交通社の海外フリープラン 138.000円(羽田空港発着・往復ルフトハンザ航空直行便・中央駅前ホテル&到着時送迎付き、1人あたりの料金)というもので、空港税が別途必要で、合計では15万になりました。
4泊といっても実際の観光は3日半の弾丸旅行です。12時間のフライトは楽ではありません。自分たちの体力的なことを考え、「直行便・駅前ホテル」にこだわって正解でした。
寒い日もありましたが、南ドイツののどかな5月は美しかったですよ。
旅行記をお読みくださって有難うございました(^^)
ハロゲンくんが、コブハクチョウだと教えてくれました。





ニンフェンブルク城(王様の夏の離宮)でも、

白鳥さん(コブハクチョウ)が迎えてくれました。 Welcome!

ニンフェンブルク城の前に広がるお池には、鳥さんがいっぱい~♡

土手では観光客と鳥さんがごっちゃごちゃ。

もしかして....ヒシクイ?

5/13追記 上は、クチバシの色からヒシクイ(先端だけ黄色)ではなく、マガンの幼鳥、
下の写真はカナダガン、さらにその下はオオバンだろうと、ハロゲンくんが教えてくれました。
ハロゲンくん、有難うございます~! 謎が解けました (^^)v
調べてみたら、カナダガンはもともと北アメリカの鳥だけれど、今ではドイツでも普通に見られる鳥のようです。
これはだれかしらん...? カナダガンです

ひたいが白いので、バン? オオバンです 上手に水にもぐっていました。



街の中心から地下鉄でほんの2駅の所に、このような市民公園が広がっています。


今日載せた鳥写真はすべて、トリミングなし。至近距離から撮っています。
もひとつ番外編で白アスパラガス。青い箱に入っているのが旬のアスパラガス。
太いやつはバナナとほぼ同じ太さっ!!

今回のミュンヘン旅行4泊6日。30数年ぶりのドイツでした。2月に航空券を予約し、張り切って計画を立てました。
阪急交通社の海外フリープラン 138.000円(羽田空港発着・往復ルフトハンザ航空直行便・中央駅前ホテル&到着時送迎付き、1人あたりの料金)というもので、空港税が別途必要で、合計では15万になりました。
4泊といっても実際の観光は3日半の弾丸旅行です。12時間のフライトは楽ではありません。自分たちの体力的なことを考え、「直行便・駅前ホテル」にこだわって正解でした。
寒い日もありましたが、南ドイツののどかな5月は美しかったですよ。
旅行記をお読みくださって有難うございました(^^)
2016.06.06
ミュンヘン3
ミュンヘン国際児童図書館を訪ね、その周囲の美しさに感嘆した所までお話しました。


心和む時間を過ごし、バス停へ戻ろうとすると、モニュメントが目に入りました

銘板には次のように刻まれています。

『終戦が間近にせまった1945年4月、ダッハウ強制収容所からこの場所を通る道を、収容者らがいずこかへ連れられて行った』
そう、ミュンヘン近郊ダッハウには第二次大戦時、ナチ強制収容所がありました。
過去を次世代へ語り継ごうという明確な意図があって、子供たちも訪れるこのような場所に、モニュメントが置かれているのでしょう。
今日はドイツらしいというか、南ドイツらしい場面をあと2件ご紹介しますね。
ひとつはミュンヘンのヴィクトゥアーリエンマルクト(野外市場)の光景。

これは夕方5時半、屋外席にびっしり座ってビールを飲むドイツ人たちです。
平日ですよ、平日。 ほんと壮観でした(みんな楽しそう)
もうひとつ、5月26日はカトリックの祝祭日「聖体節」でした。フラウエン教会でミサが行われ、続いて聖体節のパレードがある‥というので、沿道で見物することにしました。
バイエルン地方民族衣装で決めたご夫妻がいたので、写真を撮らせてもらいました。
女性の衣装はディアンドル、男性のはレーダーホーゼンと言います。
ご主人がはいているハイソックスも、緑のラインが2本入った正式のものです。

朝10時。街かどに設置されたスピーカーから、教会でのミサが中継で聴こえてきます。
合間合間に、「では讃美歌〇番を歌いましょう」とアナウンスがあり、オルガンの音が流れると、沿道の人たちが讃美歌を歌う‥という時間が流れ、しばらくすると教会でミサを終えた人たちのパレードがやってきました。
先頭は警護隊の馬。 6頭のうち4頭は女性が騎乗しています。

馬のうしろには、糞を拾うお役目の子供がふたり、ついて歩きます。

讃美歌集を積んだカートを引っ張ってきたおじさんが、沿道の人に配っています。
パレードは、カトリック教会の教区ごとに信者さんたちが讃美歌を歌いながら歩く‥というものでした。

街を小1時間歩いてまた教会へ戻るそうです。
さて、次回は少しだけですが、ミュンヘン旅行で出会った鳥さんの写真をアップしようと思います。


心和む時間を過ごし、バス停へ戻ろうとすると、モニュメントが目に入りました


銘板には次のように刻まれています。

『終戦が間近にせまった1945年4月、ダッハウ強制収容所からこの場所を通る道を、収容者らがいずこかへ連れられて行った』
そう、ミュンヘン近郊ダッハウには第二次大戦時、ナチ強制収容所がありました。
過去を次世代へ語り継ごうという明確な意図があって、子供たちも訪れるこのような場所に、モニュメントが置かれているのでしょう。
今日はドイツらしいというか、南ドイツらしい場面をあと2件ご紹介しますね。
ひとつはミュンヘンのヴィクトゥアーリエンマルクト(野外市場)の光景。

これは夕方5時半、屋外席にびっしり座ってビールを飲むドイツ人たちです。
平日ですよ、平日。 ほんと壮観でした(みんな楽しそう)
もうひとつ、5月26日はカトリックの祝祭日「聖体節」でした。フラウエン教会でミサが行われ、続いて聖体節のパレードがある‥というので、沿道で見物することにしました。
バイエルン地方民族衣装で決めたご夫妻がいたので、写真を撮らせてもらいました。
女性の衣装はディアンドル、男性のはレーダーホーゼンと言います。
ご主人がはいているハイソックスも、緑のラインが2本入った正式のものです。

朝10時。街かどに設置されたスピーカーから、教会でのミサが中継で聴こえてきます。
合間合間に、「では讃美歌〇番を歌いましょう」とアナウンスがあり、オルガンの音が流れると、沿道の人たちが讃美歌を歌う‥という時間が流れ、しばらくすると教会でミサを終えた人たちのパレードがやってきました。
先頭は警護隊の馬。 6頭のうち4頭は女性が騎乗しています。

馬のうしろには、糞を拾うお役目の子供がふたり、ついて歩きます。

讃美歌集を積んだカートを引っ張ってきたおじさんが、沿道の人に配っています。
パレードは、カトリック教会の教区ごとに信者さんたちが讃美歌を歌いながら歩く‥というものでした。

街を小1時間歩いてまた教会へ戻るそうです。
さて、次回は少しだけですが、ミュンヘン旅行で出会った鳥さんの写真をアップしようと思います。
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