2016.09.23 再びのご縁?
壊れたルーターに悩まされた5日間。
このところ毎日、雨つづきでしたね。お日様はどこへ行っちゃったんだろうと思いましたです。うちでは洗濯物が山に….トホホ

小雨の降る先週日曜日のこと。
仕事帰りに職場の植え込みを通りかかると、草の上にアゲハ蝶がとまっていました。顔を近づけても動きません。雨つづきで弱っているのかなと思いつつ、そのまま帰宅しました。

翌日も朝から雨。
夕方歯医者からの帰り道、職場の植え込みのアゲハ蝶はどうしたかしらと回り道してのぞいてみると…. まだ同じ所にいます! 昨日からの冷たい雨で、弱って飛ぶこともできないようです。うちでハチミツ水でも飲ませてみるかと、つまんで持って帰りました。

近くでよく見ると、このアゲハは触角が2本ともない! 根元2ミリくらい残っているだけです。

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(机にたらしたハチミツ水を飲んでくれました)

触角がないとどんな不便があるのかわかりませんが、もう飛べないようです。応急処置して放すことは無理だとわかりました。ハチミツ水をのませ、花鉢にとまらせておきます。最後の数日かもしれないけれど….少なくともここは雨はかかりません。

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朝と晩にハチミツ水(蜂蜜を8倍くらいの水で溶いたもの)をあげるうちに慣れてきて、私が手に乗せると、ミツをさがして口吻を伸ばしてきます。
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今日9月23日、あれから4日たちました。
仕事から帰ってみると、アゲハは花の上に座ったまま動かなくなっていました。
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(花の上で大往生)


この蝶をひろったのは私の家から歩3分ほどの所です。
この子は、私がお世話して巣立って行った子でしょうか? 
その確率は100分の1? 50分の1?
近所でアゲハを見ることはほとんどないので、確率はもう少し高いかもしれません。
8月下旬から9月上旬うちから巣立っていったアゲハ38頭は、もし生きていたとしても、今回の長雨と低温を生き延びることはできず、全員死んだことと想像します。この子がその1頭だとしてもおかしくないでしょう。そんなことに思いをはせた数日間でした。
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2016.09.22 ルーター故障
前からアヤシイと思っていたわが家のルーターが、ついに故障。
ここ4日間ほどネットへの接続ができず、ブログ更新も滞っております

せっかくのぞいて下さいました皆さま、申し訳ありません。
家人が新しいルーターを注文したそうなので、数日内に更新できると思います。
8月26日のシュピーゲル誌に興味深いニュースが載っていました。
「ルートヴィヒ2世の精神病説くつがえるか? 最後の自筆書簡公表される」

19世紀バイエルンの王様ルートヴィヒ2世をご存知でしょうか? 
ドイツの ドル箱 観光名所であり、あのディズニーランドのシンデレラ城のモデル、ノイシュヴァンシュタイン城を作った王様です。
Castle_Neuschwanstein.jpg お城は山の上にあります

こちらが、そのハンサムな王様! (1845-1886) 享年40
バイエルン王
第4代バイエルン国王ルートヴィヒ2世。

ワーグナーの音楽と美しい城を愛した王様は、築城に執着して国費をじゃんじゃん使い続けていました。それを危惧した反体制派によって捕えられ、精神異常者であるという名目でシュタルンベルク湖畔の城に幽閉されます。翌日、医師とともに湖畔の散歩に出かけたまま帰らず、翌朝になって二人とも溺死しているのが発見されました。
暗殺なのか自殺なのか… 王は本当に精神錯乱に陥っていたのか….???
 (その後政権は叔父のルイトポルト王子のものになります)。

500_39393731_convert_20160911002026_convert_20160911002518.jpg 遺体発見場所に立つ十字架

なぞを解くかもしれない自筆書簡。日本でいえば、明智光秀が謀反の前に書いた手紙が出てきたとか...^^  
以下シュピーゲル誌の訳文

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この手紙は1886年6月10日(亡くなる3日前)に、いとこフェルディナンドに宛てて書かれたものである。文面が証明するのは、王が身に迫る危険、つまり退位のもくろみを認識しており、その認識力に問題がなかったことである。手紙には「恥知らずな陰謀! 裏にはルイトポルト王子がいる!」「自分が精神病者であるという噂が意図的に流された」と書かれている。

王は6月9日に禁治産者であると宣告され、13日に湖で死体が発見された。
なぞの死については、自殺説を含めたさまざまな憶測が存在するが、もっとも有力なのは次の説である。

『王は築城に惜しみなく金をつぎ込んだ。度を越した浪費に危惧を抱いた家臣が、王を禁治産者として退位させる計画を持つ。精神科医グッデンが、王が精神異常であると鑑定。絶望した王は発作的に錯乱状態に陥り、湖で自殺する。その際、付き添いのグッデン医師も巻き添えで溺死させられる』

またそれとは別に、湖畔のボートハウスで狙撃者が待ち伏せし、岸辺で撃たれたという暗殺説がある。目撃者である医師も、口封じのために一緒に殺されたと考えられる。
以下は今回公表された手紙原文。

いとこよ! 急いで書くゆえの悪筆を許してほしい。今日とんでもないことが起こった。暗くなってから厩の者が城まで登ってきて報告したところでは、恐ろしいことに、大臣はじめ大勢の者が集まって、私の馬車と馬を山上の城から密かに運び去るよう指示したというのだ。私をリンダーホフ城へ連れてゆき、そこに幽閉し、退位させようとしているらしい。恥知らずな陰謀だ! 黒幕はルイトポルト王子だろう。地元の憲兵たちが抵抗して、事態を阻止し、反動者を逮捕してくれた。この話はさしあたり公けにせず、信頼できる者を頼って調査してほしい。こんな下劣な話があるだろうか! 
なんと恥知らずなことだろう。私の健康状態に関する悪いうわさが、意図的に、金を使って広められているのを知っていたが、一言たりとも真実を含んでいない。悪意に満ちたものだ。たくらみに光を当てねばならない。
鉄壁の信頼をもって...   ルートヴィヒより   1986年6月10日
〈鉛筆での追記〉 やつらは夜中に私を襲い、捕えようとしている!!!


この手紙を公表したのは、政治家ガウヴァイラー氏で、長年にわたりルートヴィヒ2世の名誉回復のために努力をしてきた人だそうです。
少なくとも王は危険を察知しており、精神錯乱に陥っている感じはないですよね。捕まる直前に手紙を書き、信頼できる従者に託したのでしょうか。破滅的な浪費をした王様ですから倒されるのも時間の問題だったかも知れませんが、長~い目で見ると、城はものすごい額の観光収入を、国にもたらしているでしょう。皮肉なものです。

私は5月にミュンヘンに行った時に、「ルートヴィヒ2世生誕の間」と、「王の棺」を見学しました。
下はミヒャエル教会に安置された棺。
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王様ここに眠る。

長い記事をお読みくださって有難うございます!!
原文(ドイツ語)は こちら
じつは目下、次のブログ用にドイツの記事を翻訳中なのですが....

それとは別件で、ウィーンの新聞に日本人のニュースが載っていたのでご紹介です。

といっても、日本ではもちろん話題になっていますから、みなさんご存じでしょう。
遠いオーストリアでも報道されているくらい、「めったにないこと」には違いない。
クライネ新聞(オーストリア)9/2の記事から、 以下訳文。

「素手でクマを撃退」

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山あいの渓流でクマに襲われたのは、63歳のアオキ・アツシ氏。
「魚釣りをしていたら突然襲われました。クマは1.9メートルほどで、ものすごい力で私を地面になぎ倒し、頭と手足をかまれました」と話すアオキ氏。

しかし彼は逃げるかわりに、空手で応戦した。クマの目をねらって反撃したところ、みごとに命中。クマはうなりながら森の中へ逃げ帰っていった。「殺すか殺されるか、どちらかという状況でした」。

彼は自分の車まで自力で戻り、病院へ直行した。
「おどろいたことに、彼は自分で病院まで運転してゆき、しかもその間に、釣った魚を置いてきてしまったと考えていたそうです」と警察官は話している。

素手でクマを撃退したことは、日本のメディアでも驚きをもって報道されている。
今回は事なきを得たが、山に入る時はリュックにクマ除けの鈴をつけ、万一遭遇したら目を合わさないように、行政は呼びかけている。
日本では今年すでに4名が、クマで命を落とした。

原文は こちら