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シュピーゲル紙に愉快な写真を発見。
今年の「コメディー・ワイルドライフ・アワード」だそうです。
写真はもちろん素敵で、さらに紹介文と一緒に見ると楽しい!
いくつか訳してみますね。 
もとの記事(写真)は こちら    以下訳文です。


さぁ、拍子をあわせて….
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シリアスな「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」と同時に、今年も「コメディー・ワイルドライフ・アワード」が授与された。今年は、世界中の写真家から2200枚もの作品が寄せられ、そのうち40作品がファイナルに残った。このリスの写真もその一枚。

「みなの者、よ~く聞け。われは王なり」
このダルマワシは、太陽を浴びながら3時間もかけて入念に羽繕いをし…ついにお目見えの時となった。
南アフリカのクルーガー国立公園にて。
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あなた、落とし物しましたね。それも水牛くんの頭上で…
人も動物も、ときに不運に見舞われるよね。
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変装? それともカーニバル?
困ったことになったシカ君。ロンドンのリッチモンド公園にて。
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そんなにあわてて頭を砂に… じゃなくて、雪に突っ込まなくてもいいのに!
キツネ君には運の悪い日となった。イエローストーン国立公園にて。
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どれもめったに見られない愉快な写真ですよね。こういう瞬間には、なかなかお目にかかれないじゃないかな。
このブログの写真は縮小してあります。
もとの記事と写真(ドイツ語、シュピーゲル紙10/21より)は こちら






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風が冷たい季節になりました。
昨日は久しぶりに、スィーツ教室に顔を出し、
秋のお菓子 タルトタタン を教えてもらいました。

紅玉リンゴを煮て、タルト型にギッシリ並べて、
上にパイ生地を乗っけて焼きます。

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焼きあがったら、冷ます&冷やす。
冷えたら上からお皿をかぶせて、
ほいよっっ!と、ひっくり返して出します。

ほら、おいしそうでしょ♡ (見せびらかしてますな)
タルトタタン

土台の生地部分だけ粉とバターを使いますが、
上の石垣状のかたまりは、ぜ~んぶ林檎🍎
とても美味しい季節菓子です。
今度うちで作ってみる時は、途中の写真を撮ってご紹介しますね。
(もし失敗したら載せません。2か月以内にタルトタタンの話がのらなかったら、
失敗したんだと思って下さいね~)

ちなみに、先生の教室は こちら
(スィーツ好きの方は、HPの「お菓子ギャラリー」をクリックすると、
よだれが出ますよ^^)
2016.10.04 異常気象
今日は9月26日のヴェルト紙電子版から翻訳です。

「2016年の夏は自然界に何をもたらしたか」
日本と同じようにドイツでも、「こんなこと滅多にない」という異常気象に悩まされた夏だったようです。日本では当たり前の「蚊」が話題になるのは、やはりドイツだと思いながら訳しました。
以下訳文


5月~6月の長雨と竜巻、つづく夏場の熱波・豪雨・蚊の大量発生.... 2016年夏は理想には程遠いものだった。

.高温と高湿度を享受したのは、両生類と一部の昆虫たち。なかでも、水たまりに卵を産む蚊にとっては「宴の夏」となった。
その反対に、ミツバチの個体数は大きく減少。雨の間は蜜集めに飛び回ることが出来ず、多くが飢えて死に、コロニーが縮小したのだ。
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鳥類とコウモリにとっても厳しい夏だった。
「とくにコウモリについて、私たちは心配しています」と語るのは、ドイツ自然保護協会調査員のリンダーマン。調査員らは、長雨で餌がとれず弱った個体、飢え死にした個体を多く見たという。5月から6月はコウモリの出産直前の時期で、栄養不足は胎児にも影響があったと思われる。
またアカトビなどの猛禽類は巣が開いた形状であるため、多くのヒナが長雨による低体温で死んだ。

Red_Kite,_Spain_convert_20161003234734(この画像はWikiより)

個体数が健全に保たれている種ならば、一回の異常気象を難なく乗り越えられるが、絶滅が危惧される種…たとえばヒメキクガシラコウモリなどの場合、そのダメージは計り知れない。

また北海・バルト海の藻類にも異変が起こった。例年9月に見られる植物プランクトンの大発生が6~7月に始まった。これは豪雨により畑の土壌から多くの肥料分が川へ、しいては海へと流出したためである。大発生したプランクトンはいずれ海底へ沈んで微生物によって分解されるが、その際に大量の酸素を消費するため、海中に酸素不足のゾーンが出現する。それによって魚が大量に死んだ。
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 (植物プランクトン大発生のバルト海衛星写真、ヴェルト紙の記事より)

また氷河の状態も懸念される。「今年の夏、雪が例年より長く氷河上に残ったので、氷河の溶けるスピードはにぶりました。しかし10年単位で見れば、氷河の状態はネガティブです。氷舌が伸びるためには長期の変化をのぞまねばなりません」と、氷河学者のフス博士は言う。
夏の異常気象によって、さらにどんな変化が起こるかはわからないが、蚊の大発生については来年も覚悟したほうがよさそうだ。

翻訳おわり 訳文は短めに要約してあります。  
日本の蚊除けスプレーをドイツで売れば儲かるんじゃないかしらん...?(笑)

原文(ドイツ語)は こちら