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2017.10.30 新ペア
10月16日のブログで、ドイツのローゼナウ城公園の黒鳥の話を載せました。

イギリスのヴィクトリア女王の夫君アルベルト公子は、このローゼナウ城の出身でした。
早世した夫を追悼するために、ヴィクトリア女王が夫の故郷ローゼナウ城に2羽の黒鳥を贈った........という歴史があって…
以来2羽の黒鳥が池にいることは、城の伝統になっていたそうですが、その一羽がキツネに襲われてしまい、残った一羽のために「パートナー探し」が行われていました。

その後の消息を知らせる記事がうまく見つからなくて、その後どうしたかなぁと思っていたら......

すでに8月中に新入りさんが見つかっていたらしい。
インゴルシュタットで黒鳥を飼っている人が譲ったみたいです。
短い報道文を翻訳してみますね。

鮟帝ウ・_convert_20171102235906

新入りの黒鳥は、インゴルシュタット市で飼育されていたもので、すでにローゼナウ公園に移送された。
池に放したところ2羽の出会いは順調で、並んで池を泳ぐようになり、関係者は胸をなでおろしている。

さて、ここから愛の物語へつながるかどうか気になる所だが、新入りの鳥はやっと9か月になったばかりで、性別がわからない。黒鳥は生後3年たたないと性別を判定できないのだ。
しかしペアーの性別よりも、今はとにかく2羽が仲良くなること、お互いを受け入れるが大切だと城を管理する人々は言う。そして今、仲良さそうに並んで泳ぐ2羽を見ていると、素敵なハッピーエンドを期待してもよさそうである。

翻訳おわり
インゴルシュタットはローゼナウと同じバイエルン州にあります。
高級自動車アウディの本拠地ですね(^^)
写真の右側の鳥が新入りの若い子でしょうか。
何年かたってもし2羽が同じ性別だったら、みんな多少はがっかりするのでしょうが、とにかく今は新しい鳥を迎え入れられて大喜びのようです。

今日明日とバタバタしているので、コメント欄閉じますね。
お読み下さり有難うございます!!!!


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2017.10.29 わ~い!

レシピコンテストで優秀賞をとったぞ~

このブログでいつぞや話題にした赤いルバーブ。
CIMG0313_convert_20170818221255.jpg

ジャムみたいに煮たものを使って、スィーツを作りましてね、
長野県富士見町ルバーブ生産組合が主催するコンテストに応募してみました。

すると優秀賞になったみたいです。
いずれHPにレシピが載るそうなので、そしたらこのブログでもご紹介しますね

2017.10.19 意地が焼ける
先日、仕事場でのこと。
ツルツルしたものを箱の中で整列させようとしてて、ツルツル滑ってうまく整わないことがあって、

「あ~ん、意地が焼けるぅ.....!」

と言ったのですよ。
すると近くにいた20代30代の同僚3人が、「???」

「え! こういう時、意地が焼けるって言わない?」と尋ねると
「聞いたことありません」とのこと。
今度はこっちが!!!! 「え、知らんのかいな!」

昔使われていた言葉がだんだん死語になったのかな....と思っていました。

今朝気になってネットで検索してみたら、なんと、
北関東の方言だったのですね。 意味は「イライラする」に近い。
でもイライラしている時のトゲトゲ感がない、おっとりした言い方です。
方言とはまったく知らんかった。みんな知らないわけだ。

子供の頃はまわりの大人が使ってて、全国共通の言葉だと思ってましたが、
やっぱり方言なのかなぁ。。。。。
2017.10.12 服喪の白鳥
ドイツの新聞に風変わりな「パートナー募集」記事を発見。
募集しているのは人間ではなさそうですよ。
舞台はドイツ南部、チューリンゲンの森に近い、レーデンタール市。
募集を呼びかけているのは、市内ローゼナウ公園の城庭園管理部とのこと。
8月10日 ヴェルト紙より、以下訳文

schloss2.jpg
   (ローゼナウ城)

ローゼナウ公園内には2ヘクタールの池があり、2羽の黒鳥が飼われている。
「このローゼナウ城の歴史には、黒鳥が大きな意味を持っています」と、庭園管理部長のシューベルト氏は言う。
黒鳥のために今年7月、由緒ある造りを再現した黒鳥舎が完成。冬季にはこの建物が、黒鳥の越冬施設となる予定である。

trauerschwann_convert_20171012155633.png
 (ローゼナウ城の黒鳥。以前のペアの写真)

ローマ時代の詩人ユウェナリスは、「貞淑な妻というものは、黒鳥ほどに珍しい」と言った。(なんのこっちゃい?訳者注)
つまりそれほど黒鳥は珍しいのである。ドイツ国内の生息数は50羽ほどと見られている。

trauerschwann3.jpg
   (飛行中だけ内側の白い羽が見える)

ローゼナウの黒鳥の由来は、イギリスのヴィクトリア女王時代に遡る。
女王の夫となったのは、このローゼナウ城出身のアルバート王子だった。その後早世した夫への追悼に、女王がローゼナウ城へ2羽の黒鳥を贈ったのである。
以来、池の黒鳥はこの城の伝統となった。
(ドイツ語で黒鳥のことを「服喪の白鳥」という。訳者注)

ところが今年7月、大事件が起こる。1羽の黒鳥が忽然と消えてしまったのだ。
その後の捜索で、池の近くに残された羽や骨から、キツネに襲われたことがわかった。

公園管理部は、残った1羽のパートナー探しを猛然と開始した。
呼びかけはメディアはもとより、広く一般市民にも向けられている。
「手に入るならば雄雌は問いませんが、そもそも番で飼われているケースが多く、1羽だけの入手はむずかしいと予想されています。越冬施設も完成済みで、いつでも迎え入れられるのですが...」と、シューベルト氏は言う。

現在も、「黒鳥求む」の募集は続いている。ご自宅に黒鳥を飼っている方は、ぜひローゼナウ城へご連絡下さい。
schloss_convert_20171012162642.jpg (新緑のローゼナウ城)

翻訳おわり
これは8月の記事訳ですが、今ローゼナウ公園のHPを見ても、パートナーが見つかったという文は見当たりません。募集は難航しているのかも。

もと記事は こちら