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2018.05.25 ホシムクドリ
ドイツ自然保護協会(Nabu)のサイトを見ていたら、「2018今年の鳥はStar(ホシムクドリ)」という記事を見かけました。毎年一種類の鳥を「今年の鳥」に決めて、その鳥についてさまざまな形で紹介しています。

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ホシムクドリは星空のような模様が美しい鳥。東京あたりではあまり見かけません….というか、日本にはあまりいない鳥だと思います。
日本でよく見かけるムクドリはGray Starlingという名前だそうで、ヨーロッパのホシムクドリとは少し種類が違うのでしょう。
Nabuのホシムクドリ紹介記事のひとつに、モーツァルトの写真が載っています。何が書いてあるのでしょうか。さっそく読んでみましょう。以下訳文

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「ホシムクドリ」と「作曲家モーツァルト」には実はちょっとした関係がある。モーツァルトはこの鳥をペットとして3年間飼っていたのだ。「鳥のスタールちゃん」が死んでしまった時、モーツァルトは悲しんで自作の詩を捧げたほどだった。

ホシムクドリは、音を模倣する能力を持つ。モーツァルト家で3年飼われていたホシムクドリは、ピアノ協奏曲17番(K.453)のロンドのテーマを真似てさえずることができた。


人間にとってのホシムクドリということでいえば、好かれるか嫌われるか、意見の分かれる鳥である。一方では畑を荒らすバッタを食べてくれる有難い存在であるが、果樹園に被害を及ぼす困った存在でもある。

トルコには「ホシムクドリは99匹のバッタを殺し次の一匹を食べる」という言い伝えがあるほどで、5月頃まではバッタを食べてくれるホシムクドリは歓迎される。しかし初夏になると、桑畑やブドウ畑に出現するホシムクドリは厄介者へと変身する。

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農民たちの言い伝えはたくさんある。
「ホシムクドリが大群になって飛ぶ年の冬は厳しい」
「この鳥が例年通りヒナを孵すと、5月は穏やかな季節となる」
「ホシムクドリが楽しそうにさえずり歌うと、まもなく夜が明ける」

また、フランスの農夫の言い伝えでも「ホシムクドリの大群が出現すると、その冬は厳しく荒れたものになる」
「ホシムクドリたちが、ねぐらの木から飛び立つとき、小さなグループや一羽ずつ散発的に飛び出す時は雨になる」
動物学者ブレーム(Alfred Brehm 1829-1884 ドイツの動物学者、ブレーム動物辞典編者)でさえ、繁殖期間中に群れで飛ぶ行動を、嵐の前触れと述べていた。

翻訳おわり
なかなかユニークな「ホシムクドリ紹介記事」でした^^

ちなみにモーツァルトがホシムクドリを飼っていたのは、1784年から1787年にかけて。そしてホシムクドリというのは物まね鳥と呼ばれることもあるそうで、本当にそういう能力があるのでしょう。どのくらい正確に真似たかはわかりませんが、作曲家モーツァルトが鳥かごの前で、何度も同じ節を弾いて聴かせている様子を想像すると、何だか楽しくなりました。

翻訳もと記事は こちら
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2018.05.12 終わったど!
そわそわしていた本番が終わって、ひと息ついております(^-^)/

明日は母の日ですね。
娘から一日早い母の日ケーキが届きました。わ~い♡

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2018.05.06 地味な日々
新緑の美しい季節になりました。
楽しいゴールデンウィークを過ごされましたか?

私はというと...
連休明けの週に伴奏の本番がありまして、パート先の仕事場にいるか家でピアノをさらっているか....... 

本番が控えていると、どうも落ち着かない。
ちょっと出かける体力があるなら練習しなくっちゃ......なのです。


下の写真は、うちの山椒の木に初めて生った実! 3年目で初収穫です。
山椒は4鉢ありまして、このうち一本がメス株だったと判明しました

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