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2016.02.03 皮食べてる?
有機農法の果物、うちの近所のスーパーでよく見かけるようになりました。
ドイツでも、今やビオ(Bio)ブームなのだそうです。安心感がありますからね。
果物の皮は食べた方がよいのか? 食べるならやっぱりBioに限るのか?…という記事から抄訳です。
なお文中に梨の話が出てきますが、ドイツ人は桃や西洋梨の皮を食べるのです。お国柄です。
またこれはドイツの記事ですので、日本の農業とは違っているかもしれません。
2016.1.27 (ツァイト紙の若者向け姉妹サイトze.ttより)

apfel1.jpg

「果物の栄養は、皮のところにあるんだよ」と、おじいさんが言うのを聞いたことがないだろうか?
多くの人がリンゴや梨を皮ごと食べるのは、ビタミンなどの栄養素が皮のところに多くあるためである。それは正しい食べ方だろうか?
果物栽培技術の研究者ブランケンブルク博士に質問してみた。

「Bio栽培でもそうでなくても、よく洗えば果皮を食べて大丈夫です。洗うのは薬品を落とすためばかりではなく、人畜由来の病原菌を落とす目的があります。ちなみにBio栽培でも、銅水和剤や微生物殺虫剤、塩化カルシウムなどの防除剤が使われています。さもないとリンゴは虫食い穴だらけになってしまい、そんな果物を買う人はいないでしょう」。

apfel2.jpg (コドリンガの幼虫)

apfelwickler2.jpg(コドリンガ成虫)

有機以外の作物にはより強い農薬が使用されるが、その限度量は法律で定められている。その値は、健康に影響があるとされる量の1000分の1程度であり、心配する必要はないと博士は言う。キウィフルーツの場合、一般のものは有機より3000倍も薬品が使用されていることがわかった。「しかしこれとても、法的限度量を越えているかどうかは微妙なところです。健康への影響を心配する必要はありません」。

ちなみにリンゴでは、ビタミンやミネラルの3分の2は、果皮周辺に含まれている。「一日一個のリンゴが医者を遠ざける」と言われるように、リンゴや洋梨を皮ごと食べることをお勧めする。Bio栽培でなくとも、健康によいことに変わりはない。


翻訳おわり
ちなみに我が家では、ジャガイモを皮ごと料理しちゃいます。タワシで洗い、芽を取れば大丈夫。慣れるとわりといけますよ。
もと記事は こちら
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